社長ブログ

【がんばれ建設】NO 1226【建設技術】「なぜ技術を知識化する必要があるのか」

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2018年11月29日

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ハタ コンサルタント株式会社 降籏達生(ふるはたたつお)です。

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「なぜ技術を知識化する必要があるのか」
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「同じようなミスが繰り返される」
「ベテランから若手への技術継承が進まない」
「同じような書類をいつも一から作成していて時間がかかる」

このようなことが社内で起きているとすると
それは技術の知識化が進んでいないことが原因です。

一方、技術を知識化するためには、手順書、マニュアル、
チェックリストなどを作成しなくてはならず、面倒くさい、
時間がかかる、という理由で進んでいない会社が多数です。

ではなぜ、技術を知識化する必要があるのでしょうか。
理由は5つあります。

●1.長期的には時間と労力の節約になる

社員教育の際、時間やお金のコストを大幅に削減すること
ができます。
教え方や教える事が標準化されるため、教わる側だけでなく、
教える側にとっても共有知識化は重要です。

社員が持つ疑問への回答集、あらゆる場面に対応した
教育マニュアルを作成すると、社員教育の時間、労力が圧倒的に
減ります。
また教わる側にとっても口頭での説明だけでなく、マニュアル等
にて教えられれば、分かりやすくなるでしょう。

●2.現場担当者が変わっても品質が安定する

人が変わっても安定した品質の成果を出すことができます。
現場で試行錯誤しながら生み出した施工事例を、現場単位の
知識に留めず他の現場でも使えるようにすることで、
人が変わっても、高品質、高効率の業務を維持できます。

ベテラン技術者が退社したら、自社の強みを発揮できない
ようではとても危険です。
施工計画書、作業手順書、実行予算書、実施工程表はノウハウの
かたまりです。
属人的な知識となってしまっている知識やノウハウを共有知識化
することで、技術の継承ができ、後継技術者にすぐに代われる
状態にしましょう。

●3.同じ失敗を起こさない

知識というと、ノウハウや手法などが頭に浮かんできますが、
「失敗経験」も重要な知識の一つです。
どういう状況でどのような失敗をしたか、という知識を蓄積する
ことで同じ失敗を繰り返すことを防げます。

赤字工事、工期遅延、労災、クレーム、品質異常等
建設会社には多くの失敗事例をあることでしょう。
そのような失敗は成功よりも価値があります。
なぜなら学習でき、成長できるチャンスだからです。
それを「個人の学習」に留まらず、「組織の学習」とする
ために、失敗から得た知識を共有化しましょう。

●4.個人の個性を企業の個性にする

トンネル、ダムや高層ビル、改修工事などの専門的な知識や
特殊な経験を持つ社内の人間の存在を共有し、人材を有効に
活用することで、自社の強みとすることができます。

多様性のある企業を作るために必要なことは、個性の多様化です。
個々の現場で創意工夫をしたり、新技術を編み出していることを
社内で共有化すると、企業に多様性が生まれます。
新しい工事プロジェクトが始まる際に、個人が有する知識を
把握しておけば、適切なチーム編成ができます。
社員一人一人の個性が社内で共有されていれば、最高の
プロジェクトチームが出来上がるでしょう。

●5.多くの意見を踏まえてよりよい知識にできる

共有化された施工計画書、作業手順書、実行予算書を見た人が
さらにそれを改善することでより高度な技術となります。

ノウハウや知識、不測の事態への対応法は共有したら
終わりではありません。
その共有化された知識を多くの社員が見ることで、それに付け
加えたり、改善したりすることで、その知識はさらにブラッシュ
アップされます。

以上5つのメリットがある技術の知識化を着々と進めましょう。

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「リスクマネジメントで建設業の品質、安全を守る」
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★2019年2月例会 2月14日(木)
講演 谷本有香様 (フォーブス 副編集長)
「何もしなくても人がついてくるリーダーの習慣」

★2019年4月例会 4月18日(木)
講演 井上修様 (伊那食品工業 代表取締役)
「いい会社をつくりましょう」
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【編集後記】
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