社長ブログ

もの覚えが悪い人につける薬とは【がんばれ建設1647】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年10月26日
NO1647

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今日の一言
「メモ活」
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私は現在59歳です。

若いときに比べて、

もの忘れが早くなったように感じます。

では、人はどうして忘れる動物なのでしょうか。

上阪徹さんは『メモ活』(Gakken)にて

次のように書かれています。

ある大学教授に取材したとき、こう断言されたのです。

人間は必ず忘れる。

覚えていることができない。

なぜなら、忘れる生き物だからだ、と。

人類の歴史を調べてみると、今のような豊かな暮らしは

ほんの短い時間しかない、ということに気づけます。

実は人間は、その歴史の大部分をジャングルの中で

暮らしていたのです。

ジャングルには、肉食動物もいますし、猛禽(もうきん)類やら

爬虫(はちゅう)類やら、命に危険を及ぼす生き物が

うようよ棲(す)んでいます。

ちょっとでも油断をしたら、襲われてしまう危険がありました。

そこで人類は、危険をすぐに察知できるよう、

脳のスペースを常に空けておくようになった、

とその教授は語っていました。

そうすることで、変化に瞬時に反応できるのです。

そして、そのために必要だったのが、

脳内のすべてを何かに占領されないように気をつけること。

いろんなことを、すぐに忘れるようにすることだった、というのです。

忘れることによって、脳のスペースを常に空けておける。

そうすることで、危険を回避していたわけです。

集中できない、注意力が散漫で困る、と悩む人もいますが、

そもそも人間は、そういう生き物なのです。

集中できないようにできているのです。

獰猛(どうもう)な動物にガブリとやられてしまわないように、

人間は集中せず、注意力も散漫になるようになっている、

というわけなのです。

人は忘れるようにできているとしたら、

メモは欠かせません。

もの覚えが悪いのではなく、そのようにできているのです。

現場にいるときは、まずは野帳に書くとよいでしょう。

最近はスマホを必ずもっているでしょうから、

メモアプリに入力したり、音声入力も便利です。

Googleカレンダーに予定を書き込んでおくのもよいでしょうし、

チャットワークのメモ機能の活用もよいでしょう。

スマホアプリの「スキャナブル」を私はよく使います。

書類を簡単にスキャンできるので、

後で容易に見返すことができます。

また、入手した情報はすべて「Evernote」に放り込んでおくと、

検索機能が優れているのですぐに見つけ出すことができます。

人は必ず忘れる動物です。

ですから覚えておこうとしないことです。

なんでもメモを取る習慣を身につけたいものす。

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【編集後記】
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日曜日は、障がい者サッカーに参加しました。

聴覚障害や精神障害のある方々と

一緒にサッカーを楽しみました。

結果は1勝2敗

障害があるとはいえ、

20歳代の若者には、かないません。。。

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