社長ブログ

なぜお茶碗を洗い続けると、陸上日本一になれるのか【がんばれ建設1991】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年6月13日
NO1991

◆なぜお茶碗を洗い続けると、陸上日本一になれるのか

いざというときに力を発揮できないことが

あります。

資格試験の本番で緊張して書けなかったり

大事な顧客へのプレゼンでうまくいかなかったり

するようなことです。

このような状態を「メンタルが弱い」と

いったりします。

ではどうすれば、「心を強く」できるのでしょうか。

原田隆史さんは、中学の教員のときに、

荒れた学校を立て直し、また顧問をしている

陸上競技部を日本一に育て上げました。

原田さんは「ルーティン」が大切だといいます。

原田さんが顧問をしていた中学が、

陸上競技全国大会で、史上初の

同一種目同一校男女W優勝をなしとげました。

そのとき、た女子選手(砲丸投げ)が、

優勝インタビューで次のように話しました。

インタビュアー「6投目の大逆転。

なぜ優勝できたと思いますか」

女子選手「最後に、今までお茶碗を休まずに

洗い続けてきたことを考えました。

熱が出てもサボらず続けてきました。

そのことを思い出し、6投目、

自信をもって投げることができました」

お茶碗を洗うことと砲丸投げで

日本一になることに、なんのつながりがあるのでしょうか。

彼女の発言からもわかるように、

お茶碗を洗う、という行動に、

例外なく(自分で例外を作らなかった)取り組んだことで、

彼女は「自信」を獲得することができたのです。

このことで彼女は心が強くなり、大切な場面で

持てる力を存分に発揮できるようになったのです。

ご飯を食べたら、ごちそうさまと言って、

テレビやスマホを見る中学生がほとんどでしょう。

しかし彼女は、陸上で、強くなりたかった。

陸上を思う存分させてくれる母親に感謝の気持ちを

伝えたかった。

今までしていなかったことを継続して、新しい

自分になりたかった。

だから、何があっても晩ご飯のお茶碗を

洗い続けたのです。

ハタ コンサルタント株式会社の研修でも

現場の清掃をするという課題があります。

この目的は、もちろん現場をきれいにすることで

事故をなくし、生産性を上げることもありますが、

一番大切なことは、心を強くすることなのです。

いざというときに持てる力を存分に

発揮したいという方は、

現場清掃をやり続けることが効果的です。

原田隆史さんのメルマガ「仕事と思うな

人生と思え」を一部参考にしました。

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【編集後記】
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全国的に雨模様です。

車や足元が滑りがちです。

くれぐれもご安全に。

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