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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2024年11月25日
NO2333
◆なぜ闇バイトがなくならないのか~建設業界が学ぶこととは
闇バイトによる被害が連日報道されています。
これだけ話題になっているのに、
なぜ止まらないのでしょうか。
被害をなくすためには被害者と加害者への
「教育」が必要だと思います。
◆被害者(候補)への教育
離れて住む高齢の親や親族、近所の年輩の方には
次のことを伝えたいものです。
・知らない人(特に「業者」を名乗る者)を家に入れない
・家の敷地に入れない
(屋根の修理、水道の点検などと言って、下見役が家の中を見ようとする)
・「家の電話」には直接出ず、全て留守電にして関係のある人にだけ折り返す
・知らない人が家に来たら「家にいれることはできません」
「知らない人が来たら警察に知らせるように言われています」と伝える
このようなことを
繰り返し伝えることが必要です。
◆加害者(候補)への教育
すべての若者が
加害者になるわけではありません。
では闇バイトに応募しない若者と、
応募する若者を分けるものは何でしょうか。
しっかりと教育されていない若者が
加害者になるのです。
加害者になりそうな若者には
次の教育が必要です。
・人が持っているお金を暴力で奪うことは犯罪。
楽してお金を稼げることはない。
・闇バイトに応募してはいけない。
「ホワイト案件」と書いてあっても信用してはいけない
・人として大切なものの考え方
(人への思いやり、自らの努力、善悪の判断、人への感謝の気持ち)
被害者、加害者になりそうな人への
教育に際しては、3つの「い」が必要です。
3つの「い」とは
くどい
しつこい
細かい
です。
一度言ったから大丈夫ということはありません。
くどく、しつこく、細かく伝える必要があるのです。
建設業界でも、
ハラスメント被害が後を絶ちません。
また談合、原価の付け回し、協力会社からの
キックバック等のコンプライアンス違反案件が
今も発生しています。
これを防ぐためには、社員さんに
3つの「い」で教育することが欠かせません。
「教育」の力で被害を撲滅したいものです。
株式会社原田教育研究所 公式メールマガジン
【仕事と思うな、人生と思え】Vol.792を
一部参考にしました。
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【編集後記】
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闇バイトのニュースを見ると
被害者はもちろん、加害者も被害者に思えます。
根絶するためにも、
しっかり教育を実施しなければならないと
つくづく思います。
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