『技術者の品格 其の五』

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ハタ教育出版ベストセラー「技術者の品格」シリーズ 第五弾!
一流の建設技術者になるためには、
どのように学び、行動したら良いのでしょうか。
その秘訣を教えます。

本書は
「成果を出して認められたい」
「先が見えない状態から抜け出したい」
「職場の人間関係をよくしたい」
「頼られるリーダーになりたい」
「コミュニケーション力を磨きたい」

など、日々前進したいと頑張っている技術者に、
ぜひ読んでいただきたい内容です。

読者数20,000人の「がんばれ建設」メールマガジンのうち、
読者の反響が大きかったものを抜粋し、一冊の書籍にまとめました。

降籏達生 著 158ページ

第一章 社会人、建設技術者として
第二章 建設業って何だろう
第三章 会社が新入社員・若手建設技術者に何を求めているか
第四章 人間力・コミュニケーション力の向上 ~協調性・リーダーシップの重要さ~
第五章 働き方改革 ~労働環境の改善・モチベーションアップ~

~本文 一部抜粋~

トンネルの先には必ず光が射す

私は、三十代のころ、静岡県大井川最上流部にて
地下式水力発電所の導水管路を作るため、斜坑(トンネル)を掘削しました。

五十度程度の勾配があったため、
アリマック・クライマー(削孔・発破作業用台車)という設備を使って
足場を確保しながら掘りました。

断面積が十平米未満の小断面だったため、
ダボ(測量のポイント)を作れず、始点のレーザー光線のみで掘削しました。

そのため、正しい位置に掘れているかどうかが、毎日とても不安でした。

そして、ついに貫通の時を迎え、
小さな穴から光が差し込んできた時のことを今でも覚えています。

それは、うれしかったというより、
測量ミスがなくてほっとしたというのが本心です。

その時の「貫通石」は、どんな困難があっても、
必ず先に光があるという意味で、今も私の宝物であり、私のお守りです。

写真家山崎エリナさんの
「トンネル誕生」(GOODブックス)という本を読みました。
トンネル工事の、神事、削孔、発破、掘削、覆工の様子が撮影されています。

特に貫通の瞬間にトンネル内に小さな光がさす様子を写した写真は
とても神々しく感じました。

トンネルの先には必ず光がある、
ということを実感させてくれることができる写真集です。

トンネルは、人生の物語にもよく出てきます。

前が見えないどん詰まり状態の時、
ひとは「出口のないトンネルのようだ」と表現するのです。

いいえ、出口がないのは洞窟です。
トンネルは進み続けると必ず光が差す瞬間があるのです。

本書の読者のなかには、
先が見えない状態にある方もいるかもしれません。

しかし、洞窟でない限り、トンネルの先には必ず光があります。
それを信じて今日もがんばりましょう。


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<2022/01版>