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①「あいさつ+α」

現場で評価の高い現場代理人は、雑談がうまい人が多いです。現場をただ単にぶらぶら歩いているのではなく、職人さんと笑いながら話したり、近隣の方に声をかけられたり、お客様と真剣な話の時にも、和やかに話すことができる人です。
このような人は、雑談がきっかけとなってお客様や協力会社の方、そして近隣住民と仲良くなりその結果、工事をスムーズに進めることができるのです。
雑談をする能力のことを「雑談力」と呼びます。

「雑談力」を上げるためのポイントは次の3つです。
ポイント1.あいさつ+α
ポイント2.質問で締める
ポイント3.きどにたてかけし衣食住

まずはポイント1.あいさつ+αを解説します。
朝は「おはようございます」昼なら「こんにちは」「ご苦労様です」夜なら「さようなら」「お疲れ様でした」などと挨拶することでしょう。
それを雑談のきっかけにするためあいさつの後ろに一言添えるのです。
「おはようございます」だけなら「おはようございます」と返答がくるだけでしょう。
しかし「おはようございます。昨日TVの『半沢直樹』ご覧になりました?」と言えば
「見た見た。すきっとするよね。あまちゃんもおもしろかったよ。見た?」などと話がつながります。
「こんにちは。きょうは表情がいいですね。いいことがあったのですか」と聞くと「はい、実は、昨日お客様から電話があり新しい建物を気に入っていただけたのです。」と話してくれるでしょう。
「お疲れ様でした。きょうはまっすぐ帰るの?」「ちょっと、スポーツジムに寄ってから帰ります。一緒に行きませんか?」
このように、あいさつに+αのことばを添えることで雑談が始まり、コミュニケーションがよくなります。
ぜひきょうから、いつものあいさつに一言添えてみてください。


現場代理人に必要な雑談力 1 2 3 4
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