社長ブログ

従来の方法を変えずに施工しようとする建設技術者の末路【がんばれ建設2212】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年12月25日
NO2212

◆従来の方法を変えずに施工しようとする建設技術者の末路

「守旧派」「改革派」という言葉があります。

これまでのやり方を守る人たちと、

これまでのやり方を破り、

新たなやり方を進める人たちです。

私は新しいものを試してみるのが好きで、

マイナンバーカードは、いの一番に登録しましたし、

PayPayなどの支払いシステムも、

世の中に登場した瞬間にアプリをダウンロードしました。

オンライン会議システムZOOMも

コロナ禍の2年前に導入を決めましたし、

現在は研修にてメタバースシステムを活用しています。

ちょっと使って止めてしまうこともたくさんありますが、

「とにかくやってみよう」と考えます。

それとは逆に、「新しいものは悪」と考える

「守旧派」の人もいます。

コロナ禍になりオンラインで研修をやろうとすると、

「オンラインで研修をやっても効果がない」

「途中で回線が切れたらどうするんだ」

などという否定的な意見が多く聞かれました。

現場の施工についても、

新技術、新工法、ICT化など

新しいものを取り入れようとする「改革派」と、

従来の施工方法をかたくなに守ろうとする「守旧派」がいます。

「守旧派」の人は、

いかにも現状を守っているように見えますが、

実は退歩しています。

現在の建設業界は、下りのエスカレーターを

上がるようなものだと思います。

普通に歩いて現状維持、立ち止まると下がります。

エスカレーターの下がる速度より早く歩いてこそ、

上に行くことができるのです。

従来の方法にこだわらず、

「とにかくやってみよう」の精神で

現場施工を進めたいものです。