ISO推進フォーラム

必ず部下がついてくるリーダーのコーチング術

☑経験則から考えて指示をしても部下に伝わらない
☑何度注意しても同じような失敗が繰り返され、果てにはコミュニケーションがとれなくなる
どう部下に接していいのかわからない
会議や目標管理がどうやっても上手く機能しない

…こんな悩みはありませんか?

■リーダーの悩みはリーダーにしかわからない

ひとくちにリーダーといってもいろいろなタイプの人がいます。

・「いいから黙ってオレについてこい」と熱く、パワフルにメンバーを
 率いて自ら率先していくタイプの人。

・「こうやればいい!」と自らの考えに基づいて指示・命令をしながら
 メンバーを将棋の駒のように使おうとするワンマンタイプの人。

・報告・連絡・相談をもとに、メンバーに明確な指示を出すことで
 コツコツと成果を出していくタイプの人。

では、「困ったリーダー」といえばどういう人をイメージしますか?

「責任感がない人」
「自分の考え・価値観を押し付けてくる人」
「周囲の意見などを無視して、自分の思い通りに事を進めようとする人」

過去の経験から恐らくこのような人たちをイメージするのではないでしょうか。

「困ったリーダー」だと周りからレッテルを貼られる本人が、実は一番困っているのです。
リーダーにしかわからない、苦しみ・葛藤・ジレンマを解消するために必要なことを、
コーチングのプロ(米国CTI公認プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ)がお伝えします。

ISOのキーワード: リーダーシップ(5.1)

5.1 リーダーシップ及びコミットメント
【目的】QMSの構築,実施及び改善に対する経営者の責務をはっきりさせる。

5.1.1 一般
トップマネジメントは,次に示す事項によって,品質マネジメントシステムに関する
リーダーシップ及びコミットメントを実証しなければならない。

a)品質マネジメントシステムの有効性に説明責任(accountability)を負う。

b)品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し,
 それらが組織の状及び戦略的な方向性と両立することを確実にする。

c)組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム要求事項の統合を確実にする。

d)プロセスアプローチ及びリスクに基づく考え方の利用を促進する。

e)品質マネジメントシステムに必要な資源が利用可能であることを確実にする。

f)有効な品質マネジメント及び品質マネジメントシステム要求事項への適合の重要性を伝達する。

g)品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。

h)品質マネジメントシステムの有効性に寄与するよう人々を積極的に参加させ,指揮し,支援する。

i)改善を促進する。

j)その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう,
 管理層の役割を支援する。

注記 この規格で“事業”という場合,それは,組織が公的か私的か,営利か非営利かを問わず,
   組織の存在の目的の中核となる活動という広義の意味で解釈され得る。

解説
・2008年版規格以上にトップマネジメントに対して、QMSに直接的に携わることが要求されています。
・箇条5.1.1「一般」には,そのための具体的な要求が含まれています。
・5.1.1で「…確実にする」という表現の要求事項については、他の人員に業務の完了を託すことができるが、
 「促進する」「担う」「携わる」または「支援する」という表現の要求事項の活動は委譲することはできません。
 これらはトップマネジメント自身が実施する必要があります。
・要はトップがQMSに対して「望ましい結果が出るように積極的に介入して指揮・指導する」といった要求です。
 実際,トップマネジメントがその気になって強いリーダーシップを発揮しなければ,ほとんどの場合QMSはうまく機能しません。

講師

バタフライエフェクト  代表 堀 智恵

中小企業経営者の長女として生まれる。
 短大卒業後、京セラ㈱本社経理部に入社、稲盛会長のもと、組織全体で毎月目標を達成し共有するアメーバー経営の経理実務を学んだ後、母親が承継した中小企業に入る。同族経営にありがちな「親子兄妹対立」に悩み退くことを決意。
 2005年に入社したユニバーサル・スタジオ・ジャパン®のV字回復を経理部からサポートする。中国への経理業務アウトソーシングのための外国人にも伝わるマニュアル整備では、部内№1の実績を持ち業務効率化を推進。組織風土醸成プログラムの企画・完徹によりアワードを受賞。
 2017年に独立後、「すべての人が自分を生き、心でつながる社会を創る」を理念に中小企業経営者に伴走し、組織の課題解決や成長プロジェクトをリードしている。

ISO推進フォーラム1月例会概要

■日 時
2019年1月19日(土) 9:00~12:00

■会 場
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1004  地図は コチラ
(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

■参加費
一般参加:3,000円 (※初めてのご参加は特別価格1,000円!)
ISO推進フォーラム会員:無料

■対象者
・これからISOを取得しようとする方
・自社のISOを見直したい方
・ISOコンサルタント、ISO審査員の方
※特に管理責任者の方に最適です。

■ISO推進フォーラム入会について(今後もこの会に参加したい方へ)
入会費:1,000円 年会費:10,000円