■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年4月9日
NO2377
◆なぜ「ケチってはいけないお金」をケチると一流の技術者になれないのか
「節約」は大事です。
しかし、「何にお金を使うべきか」が
分かっていないと、節約はむしろ
“人生の質”を下げてしまいます。
私がこれまでに出会った
一流の建設技術者たちは、
意外と「ここには惜しまない」という
共通点がありました。
たとえば、こんなものに
お金を使っていました。
◆3年以上使うものに使うお金
→安全靴や測量機器、道具箱。
安物を使って後悔するより、
良いものを長く使う方がコスパは良い。
◆時間を節約するために使うお金
→移動をタクシーに切り替える、
効率的なソフトを導入するなど。
「時間」は命そのものです。
◆見知らぬ土地への旅に使うお金
→地方の現場に行くとき、前泊して
地元の建築や文化に触れる人もいます。
感性が磨かれ、技術提案力が高まります。
◆書籍・セミナーに使うお金
→若い頃に読んだ本が、
30年後に活きることもあります。
学び続ける技術者ほど
現場の信頼が厚いものです。
◆体のメンテナンスに使うお金
→現場では「体が資本」。
定期的な整体、ストレッチ指導、
歯の治療も疎かにしない技術者は、
年齢を重ねても第一線で活躍しています。
◆大切な人に会いに行くために使うお金
→心が折れそうなとき、
恩師や旧友に会いに行くだけで
救われることがあります。
◆大切な人への贈り物に使うお金
→「贈り物は、自分の感謝の形」。
普段の現場では照れくさくて言えないことも、
贈り物で伝えることができます。
建設業は厳しい環境に身を置く仕事です。
だからこそ、「自分自身」や
「周囲の人」に投資することが、
技術者としての土台を築く
鍵になるのではないでしょうか。
お金を「モノ」に使うのも大事ですが、
「経験」や「関係性」、「未来の自分」に
使ってこそ、本当の価値が生まれます。
若手技術者の皆さんにも、
ぜひ「ケチってはいけないお金」に
意識を向けてみてほしいと思います。
*************************************************
【編集後記】
*************************************************
新入社員研修にて測量実習を行っています。
レベルと光波測距儀の取扱い方法を
講義と実習で学ぶものです。
測量は私が得意とする内容ですので
楽しく行っています。
*************************************************
社長ブログ