■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年4月2日
NO2374
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社
降 籏 達 生
2025年4月2日 NO2374
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏達生
(ふるはたたつお)です。
◆社員研修に助成金を活用して人材育成、定着率を向上させる方法
オンラインセミナー(無料)
助成金を活用する方法を解説する無料オンラインセミナーを開催します。
「人材開発支援助成金」を活用すると、研修費用の概ね50%の助成金
を受給することができますが、手続きが煩雑です。
助成金を活用して、人材育成を進めようと考えている建設会社の
経営者、人事担当者の方にはお勧めのセミナーです。
6月6日(金)
https://x.gd/xDTfT?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=202506
◆なぜ若手社員と“何度も顔を合わせる”だけで信頼関係が築けるのか
「なんでこの若手、なかなか打ち解けてくれないんだろう?」
「どうして協力会社とのやり取りがうまくいかないんだろう?」
こうした悩みを持つ
現場責任者の方は少なくありません。
実は、それを解決するヒントは心理学にあります。
アメリカの心理学者・ザイアンスが提唱した
「単純接触の効果(ザイアンスの法則)」を
ご存知でしょうか?
これは、「人は、会う回数が多いほど、
その相手に親しみや好感を持つようになる」
という現象です。
◆なぜ“会う回数”だけで好感度が上がるのか?
ザイアンスの有名な実験によれば、
写真であっても、1回見せるより、
10回、25回と繰り返し見せた方が、
相手に対する印象は
格段によくなることがわかっています。
しかもこれは、実際に会う場合や、
SNSで名前を見るだけでも効果があります。
つまり、「頻繁に接すること」だけで、
私たちは相手を“味方”として
認識するようになるのです。
◆現場の若手と距離があるなら、まずは“毎日話しかける”
この単純接触の効果は、
若手社員の育成にも非常に役立ちます。
「最近の若い子は何を考えているのかわからない」
と感じているなら、
まず毎日声をかけることから始めてみましょう。
・「今日は調子どう?」
・「昨日の作業、よくやってくれてたね」
・「何かわからないことある?」
たった一言でもいいのです。
それを毎日、何気なく繰り返すだけで、
「近寄りがたい上司」から
「話しかけやすい先輩」へと
印象は変わっていきます。
◆協力会社や地域住民とも“顔を合わせる”ことの意味
協力会社、地域住民、顧客
現場を円滑に進めるには、
こうした“外部の人たち”との
信頼構築も欠かせません。
実は、ここでも単純接触の効果が役立ちます。
月1回の打ち合わせより、
毎朝10秒の挨拶のほうが、
信頼関係を築く力は大きいのです。
◆SNSやチャットでも「接触回数」は増やせる
若手社員や遠方の関係者とは、
直接会う機会が限られています。
そんなときは、社内チャットやSNS、
メールなどを活用するのも有効です。
「今日は暑いね」
「安全第一でいこう」
「いい週末を!」
こうした一言投稿を、
気負わず続けていくことが、
“顔を合わせた回数”と同じように、
関係性を育てていきます。
◆ただし“嫌われた状態”での接触は逆効果
注意すべきは、
すでに悪い印象を持たれている状態で
無理に接触を重ねると、
逆に「嫌い」が増幅するという点です。
いわゆる“ストーカー”が嫌がられるのもこの原理です。
だからこそ、日頃から人を元気にする言葉、
前向きな言葉を出し続けることが大切なのです。
◆会う回数が多ければ、好感度は自然と高まる
現場では、
成果や効率ばかりが求められがちです。
ですが、人と人との信頼関係があるからこそ、
現場は動きます。
だからこそ
「会う回数を増やす」
「言葉をかける回数を増やす」
それだけでも、
現場は驚くほどスムーズになります。
“単純接触の効果”、
ぜひ明日から意識してみてください。
『人を動かす 心理テクニック』
樺旦純著を一部参考にしました。
*************************************************
【編集後記】
*************************************************
若々しい方が街に増えたようです。
ハタ コンサルタント株式会社では
あすから全国で新入社員研修を行います。
早期に現場に慣れるよう講師一同、一所懸命に
取り組みます。
*************************************************
社長ブログ