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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年6月30日
NO2410
◆「そんなの関係ねぇ!」から学ぶ、技術者の生き残り戦略
「そんなの関係ねぇ!」「はい、おっぱっぴー」
このフレーズを聞けば、
かつて一世を風靡した芸人・小島よしおさんを
思い出す方も多いでしょう。
一方で「消える芸人ランキング」で
3年連続1位という、
厳しい現実にも直面していた彼ですが――
いまや子どもたち向けの
YouTube教育チャンネル「おっぱっぴー小学校」で
活躍の場を広げ、登録者数は16万人を超えています。
転機は、「読書」だったそうです。
『致知』や『1日1話、読めば心が熱くなる
365人の仕事の教科書』を通じて
「人間学」に触れたこと。
そして植物学者・稲垣栄洋さんの著書
『弱者の戦略』との出会い。
小島さんはこう語ります。
「地球上で生き残ったのは、強者ではなく雑草のような弱者。
雑草は弱いからこそ、ライバルのいない場所に根を張ってきた」
この言葉に、「子ども向けライブ」に
活路を見出した小島さんは、
自らの新たな道を切り拓いていきました。
◆建設技術者にも通じる「雑草の戦略」
これは、私たち建設技術者の世界でも同じです。
・新技術、ICTをすぐに習得できる“器用な人”
・社内でも評価されやすい“華のある人”
そんな“強そう”に見える人たちに囲まれていると、
「自分には無理かもしれない」と感じてしまうこともあります。
でも、強さとは何か。
本当に大切なのは、
「他人と比べず、自分の場所で根を張る」
ことではないでしょうか。
雑草は誰にも気づかれず、誰にも褒められず、
それでも必死に根を張って生き延びています。
それと同じように、目立たなくても、
たとえ器用でなくても、
自分らしく地道に続けた努力が、
ある日花を咲かせることもあるのです。
◆読書が、自分らしい道をつくる
小島よしおさんは言います。
「知識を得るためではなく、人として成長するために読む」
読書は、ただのインプットではなく、
「行き詰まったときのヒント」や
「自分を客観視するきっかけ」を与えてくれます。
忙しい現場の合間に、
1日1ページでも構いません。
『致知』のような人間学の書籍や、
小島さんが愛読する『弱者の戦略』など、
人生と仕事を支えてくれる1冊に出会うことで、
きっと自分の在り方に気づく瞬間があるはずです。
◆あなたも「自分の道」で生き抜ける
現場は、他人と競争する場ではありません。
昨日の自分より、ほんの少し前進できれば、
それで十分です。
小島さんのように
「人と違うところで根を張り、咲かせる花」
もあるのだと、自信を持って
今日も現場に向かいましょう。
月刊致知の記事を一部参考にしました。
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【編集後記】
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私はお笑いが好きで、先日も吉本新喜劇を
観てきました。
小島よしおさんを含めて、芸人の皆さんはとても
よく勉強されていることを感じます。
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社長ブログ