建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

再公開【技術提案】「現場の問題点の抽出方法とは」【がんばれ建設571】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年3月24日
NO571

お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏ふるはたです。

今日の一言
「問題点の抽出は『あり、ため、おそれ』で書く」

昨日は東京・多摩地区で「原価低減セミナー」を開催しました。
多摩でセミナーを実施するのは初めてでした。
今回は、名古屋⇔東京を往復しただけの弾丸出張でした。
本日は三重県に向かっています。
東名阪自動車道集中工事で混雑しているようですが
工事をされている方、熱い中ですが熱射病に気をつけて
がんばってください!

では本日のメインコンテンツに行ってみましょう。

「現場の問題点の抽出方法とは」
「技術提案 文章力・提案力 強化 2日間コース」

各地域における技術提案書の「傾向と対策」を
ユーチューブにて公開したところ、
驚くほどのたいへんな人気です。

特に、国土交通省中部地方整備局の
技術提案書「傾向と対策」はついに3000ビューを超えて
本日現在3057ビューとなりました。

無料ですので、ぜひご覧ください。

中部地方の建設会社数は約5万社。
そのうち、公共工事に関連する会社数が
約4割とすると2万社です。
国土交通省中部地方整備局 技術提案書の傾向と対策が
3000ビューと言うことは、実に6社の内1社がご覧になったことになります。
本当にありがとうございます。

現在バージョンアップ版を作成中です。
また他地域のものもご要望に応じて作成します。
追ってアップロードしますので、少々お待ちください。

さて、技術提案書に限らず、現場の問題点を的確に抽出する
ことは重要です。

現場の問題には3つの要素があります。

1)現場状況、図面の特徴
気候、地形、近隣の状況などの「現場状況」
設計の特異性、構造物の形状などの「図面の特徴」

2)問題が発生する原因となる施工方法、施工技術
騒音の原因となるコンクリート解体作業
ひび割れの原因となるコンクリート打設方法

3)発生が予想される問題
騒音、振動
ひび割れ、充填不足

これらを文章化すると次のようになります。

「現場状況、図面の特徴」であり、
「原因」のため、
「発生が予想される問題」のおそれがある。

例えば次のようになります。

外気温が5度以下であり
コンクリート内外温度差のため
ひび割れが発生するおそれがある。

周囲に民家が50軒あり、
コンクリート解体作業のため
騒音クレームが発生するおそれがある。

これを「あり、ため、おそれ」用法と言っています。
これら3つの要素が含まれないと「問題点」として不十分になります。

さらに詳しく知りたい方は、下記無料動画をどうぞ。

問題点を的確に抽出することが
その後の対策が有効になります。
あり、ため、おそれの3つの要素を含めることを
意識してください。


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【編集後記】
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週末に行った筋トレのために、
上腕部が筋肉痛です。。。
トレーナーの今野さんのおかげです。

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