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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年6月11日
NO2403
◆あなたは「この現場担当してみる?」と言われて「はい」と答えているか
「今度の現場は新しい工法を使うそうだけど、担当してみる?」
「若手向けの勉強会、君に講師をお願いできないかな?」
「うちの社内報に現場の取り組みを紹介してもらえない?」
こんなふうに“誘われる”ことがあります。でもつい、
「今は忙しくて」
「自分にはまだ早いです」
「他の人にお願いしてもらえませんか」
と、断っていないでしょうか?
グーグル元CEOエリック・シュミット氏は
こう語っています。
「物事にイエスと言おう。
それは新たなことに挑戦し、
人とは違う何かをすることだ。」
建設現場でも、
他の人が尻込みするような場面で
「やります!」と言える人が、
実はチャンスをつかんでいます。
◆「やらない後悔」が一番残る
「挑戦して失敗したらどうしよう」
「自分には荷が重いかもしれない」
そう思って一歩を踏み出さなかったこと
私たちは、それをいつまでも後悔します。
コンピュータ科学者
ランディ・パウシュの言葉にこうあります。
「人生で後悔するのは、
やったことではなく、やらなかったことだ」
新しい現場、初めての役割、
ちょっと背伸びした提案。
これらに「イエス」と言えるかどうかが、
あなたの可能性を大きく広げます。
◆「誘われる人」になるには?
年齢を重ねるごとに、
自分から動く機会は減ります。
だからこそ、「誘ってもらえる人」に
なることが重要です。
現場でも、
いつも笑顔で返事をする人
面倒くさそうな顔をしない人
断られても嫌な気分にさせない人
こうした人にこそ、
仕事も情報も人脈も集まります。
逆に、「前にも断られた」「迷惑そうだった」
と思われたら、次の機会はもう巡ってきません。
あなたが「誘いたい」と思う人は、
きっと“感じのよいイエスの人”
ではないでしょうか。
◆「イエス」が未来をつくる
マーク・トウェインの言葉を
最後に紹介します。
「今から20年後、君はやったことよりも、
やらなかったことに大きく失望するだろう。
自分を縛っている紐を解き、一歩を踏み出せ。」
忙しさや不安を理由に
チャンスを見送るのではなく、
「やってみます!」と、気持ちよく応える。
そんな前向きな一歩が、
技術者としての未来を切り拓きます。
次に「イエス」と言うべき場面が来たら、
ぜひ勇気を持って手を挙げてみてください。
それがあなたにとって、思いもよらない
成長のきっかけになるかもしれません。
社長ブログ