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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年6月18日
NO2406
◆これを知らないと現場でうまくいかない10の法則
現場で成果を出し続けている技術者には、
ある共通点があります。
それは「行動する前に、自分の考え方や
心構えを整えている」ことです。
今回は、若手技術者が
“現場でつまずかないため”に
心に刻んでおきたい
10の法則をご紹介します。
■法則1:一緒にいたい人ではなく、離れて寂しい人を選べ
現場では
「この人といると楽だな」と思える相手より、
「この人がいないと困る」と思える存在に
なることが大切です。
上司や協力会社、後輩から
「あの人がいないと現場がまわらない」と
感じてもらえたら、あなたの存在価値は本物です。
■法則2:頭の良し悪しではなく、続けた人が勝つ
建設技術は一夜漬けでは身につきません。
毎日の点検、図面チェック、所内会議への参加。
地道な積み重ねが、大きな違いを生みます。
コツコツ続けた者だけが、成果を手にできます。
■法則3:一流とは、誰よりも失敗し、誰よりも行動した人
完璧な人間などいません。
むしろ、たくさん失敗した人こそ、
誰よりも実践してきた証です。
うまくいかない経験が多いほど、
現場対応力が鍛えられます。
■法則4:言い訳をすればするほど、かなえたい夢が遠ざかる
「時間がなかった」「誰も教えてくれなかった」
――そんな言い訳を口にした瞬間、
自分自身の成長の機会が失われてしまいます。
夢をかなえた技術者は、
いつも「今、自分にできること」を考え、
すぐに動いています。
■法則5:喜ばすことより、嫌がることをしない方がよい
協力会社にコーヒーを差し入れたり、
職長と雑談したりするのは
よい関係づくりになります。
でもそれ以上に大切なのは、
「相手の嫌がることをしない」こと。
無理な段取り、急な図面変更
――相手の立場に立った行動が信頼につながります。
■法則6:失敗しなかった一日は、成長しなかった一日
失敗を恐れて何もしなければ、
現場での成長は止まります。
むしろ失敗して、上司に報告し、リカバリーする
――その経験こそが次につながるのです。
■法則7:学んだ人が100人いても、行動する人は20人、続ける人は4人しかいない
研修やセミナーに出ても、
その内容を実際に現場で試す人は少数です。
さらに、それを習慣化する人はごくわずか。
“やった人”だけが差をつけていきます。
■法則8:過去は変えられないが、未来は今の行動で変えられる
どんなミスをしても、
どんな苦い経験があっても、未来は白紙です。
「今、自分はどう動くか」によって、
その先の景色は大きく変わります。
■法則9:やらない後悔は、失敗の後悔よりもずっと残る
「やればよかった」と思うことは、
一生忘れられません。
反対に「やって失敗したこと」は、
必ず次に生きます。
チャレンジすることを恐れないでください。
■法則10:チャンスは、準備していた人だけに訪れる
急な昇進、難しい現場の任命、大きなプロジェクト
――それらは“準備してきた人”にしか
任されません。毎日の積み重ねが、
未来の大チャンスを引き寄せるのです。
今週も現場で様々な出来事があると思います。
つまずいたとき、自信をなくしたとき、
これらの法則を思い出してください。
それが、未来の“自分”を
助けることにつながります。
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【編集後記】
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一緒にいたい人ではなく、
離れて寂しい人になれるよう精進します。
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社長ブログ