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その一言が、若手を辞めさせる~上司の「言い方」が現場の未来を左右する~【がんばれ建設2490】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年1月28日
NO2490


◆その一言が、若手を辞めさせる
~上司の「言い方」が現場の未来を左右する~

ある調査によると、
Z世代(20代中心)の若手社員の7割以上が
「上司の言い方や伝え方が改善されていれば、
退職や転職を思いとどまったかもしれない」
と回答したそうです。

建設現場においても、
これは決して他人事ではありません。

待遇や労働時間よりも、「言われ方」に
納得がいかないことで辞めてしまう。
そんな時代に突入しています。

今回は、実際に若手社員が
「これだけは許せなかった」と感じた
上司の言い方をランキング形式で紹介しつつ、
どうすれば若手との関係性を築けるかを
考えてみたいと思います。

◆若手社員が嫌がった「上司の言い方」ランキング

以下は実際に
若手社員からあがった不満の声です。
建設現場でも、つい言ってしまいそうな言葉が並びます。

1位 「常識的に考えてわかるでしょ」
→ 無知を責められたようで萎縮した

2位 「期待しているから頑張って」
→ プレッシャーが強すぎる

3位 「他の会社じゃ通用しないよ」
→ 自分の市場価値を疑うようになった

4位 「辞めたら逃げだ」
→ 我慢を強要されているようで不快

5位 「前も言ったよね?」
→ 自分が無能扱いされていると感じた

これ以外にも、
「今の若い子は〇〇だから」や
「みんなそうだよ」
といった決めつけ・一般化も
若手の自己効力感(=自分はできるという感覚)
を大きく損なう要因となっています。

◆Z世代が求めている上司像とは?

Z世代は、上司を
「評価者」や「指導者」としてではなく、
「伴走者(パートナー)」として見ています。

以下のような関わり方が、特に好まれます。

・相談しやすく、フラットな関係
・上下関係はあっても、心の距離は近く
・情緒的なサポート
・問題の“正解”はAIが教えてくれる、上司には気持ちのケアを求めている
・公平性のある接し方

建設現場では、
指示・命令が多くなりがちですが、
「なぜそのやり方が必要か」を
丁寧に伝えることが、
納得と信頼につながります。

◆離職を防ぐ3つの言い方の工夫

では、具体的に
どのような言い方を心がければよいのでしょうか。

▼NGな言い方→改善例

「常識で考えたらわかるだろ」
→「この仕事の意図をもう一度説明しようか」

「前も言ったよな?」
→「たぶんまだ慣れてないと思うけど、確認しようか」

「逃げるのか?」
→「今の悩み、どうすれば解決できると思う?」

目的は、若手が自ら考え、
成長できる環境をつくること。

そのためには「正解を教える」よりも
「考えるきっかけを与える」言葉かけが効果的です。

▼まとめ

建設業界では、
若手の定着が大きな課題となっています。

「もっと報連相しろ」と若手に求める前に、
「この人なら相談できる」と思ってもらえる
上司であることが、第一歩なのかもしれません。

言葉ひとつで、若手の未来が変わる。

現場の空気も、働き方改革も、まずは
「上司の言い方改革」から始めてみませんか。

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【編集後記】
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たいへんな大雪が続き、
とりわけ日本海側の方々は
除雪でご苦労されていることと思います。
くれぐれもご安全に作業されますこと祈っています。

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