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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年3月7日
NO2364
◆どうすれば部下の主体性が高まるのか
「部下が受身で言われたことしかしない」
という相談を受けることがあります。
それは部下の問題というよりも、
上司に問題があるかもしれません。
北風を吹き付けても人はかたくなになりますが、
太陽が照っていると気持ちよくなり
自ら動くようになります。
つまり上司が部下に
「主体的にやれ」と言うよりも、
部下が主体的にやりたくなる環境を
上司が作ることの方が効果的です。
部下の主体性を高めるための、
上司が行うべき7つのポイントを紹介します。
1)率先して挨拶する
・名前を呼んで挨拶する
「○○さんおはようございます」
・チャットでの挨拶でもよい
2)声がけをする
・「調子・気分はどうですか」
「よい週末を過ごしてください」など
仕事以外の会話
・「ありがとう」「すごいですね」「成長したね」
3)部下の行動を伝える
・見たことをそのまま伝える
「朝早くから現場清掃してくれていたね」
「丁寧に図面を書いていたね」
4)クイックレスポンスする
・メールや報告へ迅速に返信する
(「確認しました」「受け取りました」だけでもよい)
・チャットのスタンプでもよい
5)「部下を認めている」ことを伝える
・名前で呼ぶ
「○○さん手順書の作成ありがとう」
・部下の強みや関心事を記憶しておく
「一昨日、体調良くなかったようだけれど、その後はどう?」
6)任せる
・任せて任さず
権限は委譲しても責任は上司がとることを明言する
「協力会社との取決をあなたに任せます。
もしもうまくいかなくても、
責任は私が取るから思い切ってやってください」
・途中経過の報告を求めるが、細かい指示はしない
「作成期限は1ヶ月後だが、
中間の2週間後に途中経過の報告をして欲しい。
業務の実施方法はあなたに任せます」
7)ともに行動する
・食事を一緒に行動する
「一緒に昼食に行かない?」
「○○勉強会に一緒に行こう」
・月に1回程度面談をする場を作る
BIZHINT 鈴木 義幸さんの記事を一部参考にしました。
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【編集後記】
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少しずつ暖かくなってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので
気をつけてください。
かく言う私は、研修講師のしすぎで
喉を痛めてしまいました。
気をつけます。
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社長ブログ