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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年12月24日
NO2479
◆なぜ、あの上司の言葉は部下を伸ばすのか?
ある若手所員が施工ミスをしたとき、
次のように声をかけた上司がいました。
「だから言っただろ、図面はもっと丁寧に
見ろって。ここ、注意しろって言ったよな?」
一方、別の上司はこう声をかけました。
「この失敗は誰でも通る道だよ。
でも君は“事前の段取り”が得意だから、
次はその力をもっと活かしていこう。
次はきっと大丈夫。期待してるよ。」
この2つの言葉、どちらがその若手の
“やる気”を引き出すでしょうか?
◆部下のメンタルは「上司の言葉」で決まる
日本ハムファイターズ元二軍監督の
白井一幸氏は、言います。
「上司の言葉は、部下の脳に
“直接届く命令”のようなもの。
だからこそ、“言葉の管理”が大切だ」
建設現場でも同じです。
現場代理人や主任技術者など、
リーダーがかける一言は、
若手技術者の自信にもなれば、
ブレーキにもなるのです。
◆NGワード:「やるな」「注意しろ」では伝わらない
例えば、こんな言い方をしていませんか?
「失敗するなよ」
「この部分は特に注意してくれ」
「トラブルだけは起こさないようにな」
これらは一見正しいようで、
実は失敗を意識させる言葉です。
白井氏は
「高めに手を出すな」と言われた選手ほど、
無意識に高めの球に手を出してしまう、
と語ります。
脳は否定形を理解できず、
「高め=振れ」と認識してしまうのです。
◆では、どう声をかければいいのか?
白井氏は
「選手の強みにフォーカスした声かけ」が
重要だと言います。
建設現場なら、次のような言葉です。
「君は段取りが上手いから、今回の搬入計画も期待してるよ」
「以前の報告書、すごく分かりやすかった。次もあんな感じで頼む」
「細かいところに気づける君だからこそ、今回の品質チェックは任せたい」
さらに、「多少ミスしても大丈夫」という
“安心感”のセットも効果的です。
「少々ミスしてもいい。その分、次に活かせばいいよ」
「トラブルがあっても、私が責任は持つから安心してやってみよう」
このような言葉が、部下の思い切りや判断力、
挑戦意欲を引き出すのです。
◆言葉は“シャワー”である
白井氏は、
「言葉はシャワーのように部下に浴びせるもの」
と表現しています。
1回の大声よりも、日々の声かけの積み重ねが、
部下のメンタルを育てるのです。
現場でも同じです。
技術を教える前に、まずは
「信頼できる上司の言葉」で、
自信とやる気の土台を築くことが必要です。
◆まとめ:「言葉の管理」ができる上司が、現場を強くする
注意ではなく、期待をかける
否定ではなく、強みに焦点を当てる
叱責ではなく、安心と信頼を与える
それができる現場リーダーこそ、
若手を育て、組織を育てます。
今日から「あなたの声かけ」が変われば、
現場の雰囲気も、部下の表情も変わるはずです。
早期に現場に慣れ、
上司先輩や協力会社の方々と
上手くコミュニケーションが取れるようになる
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【編集後記】
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今日はクリスマスイブですね。
ご家族やご友人、そしてお一人でも
楽しく過ごされますこと祈っております。
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社長ブログ