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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年12月26日
NO2480
◆なぜ、数字を見ない建設経営者が会社の業績を低下させるのか
「赤字会社こそ、自分が救う」
そう信じて生涯を捧げた
経営コンサルタント、一倉定氏。
会社が4回倒産するという
常識では考えられない経験を経て、
“倒産のメカニズム”を
身体で学び抜いた人物です。
そんな一倉氏が、最後まで見放さなかったのは
「数字と真剣に向き合う社長」でした。
では逆に、どんな社長に対しては
再建を諦めたのでしょうか?
◆どんなに優秀な経営理論も、効かない社長がいる
一倉定氏が、どんなに厳しく指導しても
立ち直らなかった社長には、
次の「3つの共通点」がありました。
1. 数字を見ない社長
2. お客様のところへ行かない社長
3. 社員の批判ばかりする社長
どれか一つでも当てはまっていると、
会社の再建は極めて困難になると言います。
◆建設業こそ「数字」に弱いと致命的
建設業の多くの社長が、
実行予算や見積もりには強くても、
資金繰りや月次推移、キャッシュフローの
見える化は後回しにしがちです。
しかし一倉氏が
最も重視したのは「資金運用表」。
資金が4カ月続けば、
会社は再建できると言います。
逆に言えば、
「資金の視界が4カ月分なければ、
未来が見えない」のです。
◆お客様から目を背けた瞬間、会社は鈍化する
「現場で忙しいから」
「営業は部下に任せているから」
そう言って、
お客様の元へ足を運ばなくなった社長は、
市場の変化を見誤ります。
一倉氏は、経営計画は“理念”ではなく
“市場計画”から作れと断言しています。
つまり、競合と自社がどう顧客を取り合うか、
その戦略が経営の核心だということです。
◆社員批判ばかりの社長は、誰からも信頼されない
「今の若手は覇気がない」
「うちの社員は意識が低い」
そう言う社長に限って、
自分の“在り方”は問わず、
社員にだけ変化を求めています。
しかし、社員の心が動くのは、
言葉よりも社長の姿勢です。
一倉氏は言います。
「社長と社員の心に革命が起きる。
それが経営計画と環境整備の力だ」
社長が先に変わらなければ、
会社は絶対に変わりません。
◆「電信柱が高いのも社長の責任」
この言葉も一倉氏の有名な語録のひとつ。
すべての責任は社長にあるという
覚悟を象徴するフレーズです。
「コロナのせいで受注が減った」
「資材高騰で利益が出ない」
「人が採れないのは業界全体の問題」
そう言いたくなる気持ちはわかります。
しかし、こうした“責任転嫁”が
社長自身の視野を狭くしているのです。
◆まとめ:「経営者の姿勢」がすべてを決める
一倉定氏が語った、
会社を再建できない3タイプの社長とは:
1. 数字を見ない社長
2. お客様に会わない社長
3. 社員を批判する社長
逆に言えば、数字に強く、顧客に向き合い、
社員を信じる社長なら、どんなに厳しい状況でも
再生できるということです。
会社は、トップの“哲学”で決まります。
「経営とは、自らの人生観と使命感の体現である」
今こそ、原点に立ち返るときかもしれません。
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【編集後記】
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本日にて2025年のメールマガジンは打ち止めです。
1年間お付き合いいただきありがとうございました。
2026年も建設業の発展を目指して取り組みます。
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社長ブログ