建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

なぜ「人間力が高い人」は若手を育てるのがうまいのか【がんばれ建設2376】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年4月7日
NO2376


◆なぜ「人間力が高い人」は若手を育てるのがうまいのか



現場で、若手社員が落ち込んでいる様子を

見たことはありませんか?



工期が遅れてしまった、

測量ミスをしてしまった、

住民からクレームを受けてしまった。

若手にとってはどれも大きな出来事です。



そんなとき、あなたなら

どんな言葉をかけますか?



人間力が高い人には、

ある共通の「口癖」があります。



・いつも、ありがとうございます。

・その提案、おもしろいですね。

・大丈夫。あなたならできるよ。

・私も失敗したことがあるので大丈夫。

・私が力になれることがあれば言ってください。

・あなたがいてくれてとても助かります。

・やってみよう。困ったら助けるよ。

・この結果は、あなたの努力のおかげです。



これらの言葉は、シンプルでありながら

相手の「自尊心」と「安心感」を

高める力を持っています。



ある脳科学者の研究によると、

やる気は「脳への刺激」によって

左右されるとのことです。

とくに「言葉、動作、表情」は

大きな影響を与えます。

つまり、プラスの言葉を使うことで、

相手の脳にポジティブな刺激を与え、

やる気を引き出せるのです。



建設現場では、忙しさやトラブルの連続で、

ついマイナスの言葉を口にしてしまいがちです。



しかし、若手技術者の育成には

「厳しさ」だけではなく、

「支え」となる言葉が欠かせません。

失敗を責めるのではなく、

次に向かう勇気を与える。

それこそが、人を育てる

「人間力」なのではないでしょうか。



4月から新入社員が配属される

現場も多いと思います。

ぜひ、「ありがとう」「大丈夫だよ」

「助けるから一緒にやろう」といった言葉を

意識して使ってみてください。



そうした一言が、技術だけではなく

“人”としても一流の技術者を育てる

きっかけになるはずです。



*************************************************
【編集後記】
*************************************************

事務所の桜の花が

一度散ったのですが、再び花開き

2度目のお花見をしています。

新入社員さんを歓迎しているかのようです。


*************************************************


研修・個別コンサルティングの ご相談・お問い合わせ

0120-926-810

平日 9:00 - 11:50 / 13:00 - 17:00