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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年10月15日
NO2451
◆なぜ「日本に生まれただけで運がいい」のか
「最近、ついてないな…」
そう思うこともあるかもしれません。
工期が詰まってくる、設計変更が続く、
クレーム対応に追われる…。
現場は、想定外の連続です。
でも、ちょっと視点を変えてみてください。
あなたは「日本」に生まれ、
「建設技術者」として働いています。
これは、世界的に見れば、
とても恵まれたことなのです。
◆世界に目を向けると、わかる「当たり前」のありがたさ
例えば、日本では「雨風をしのげる家」が
ほとんどの人にあります。
しかし国連ハビタットの調査によれば、
世界では約5人に1人が、ホームレスや
シェルター生活を強いられているそうです。
また、日本では救急車を呼ぶのに
基本的にお金がかかりません。
ところがアメリカでは、場所によっては
救急車を呼ぶだけで10万円以上かかることも
珍しくないといいます。
医療費も高額で、保険に入っていなければ
病院にもかかれない。
そんな国が世界にはたくさんあるのです。
警察が信用できなかったり、
インフラが整っていなかったり、
武装集団が街を支配しているような
地域も存在します。
それに比べて、日本はどうでしょう。
安全で、清潔で、インフラも整っており、
公共交通も時間どおりに動き、
電気や水道も安定供給されています。
そのような国で、あなたは技術を磨き、
挑戦することができるのです。
◆失敗を恐れず、挑戦し続ける技術者であろう
日本に生まれたという「運のよさ」を、
もっと活かすために大切なことがあります。
それは 「成功するまで諦めず、チャレンジし続けること」。
どんな天才も、
最初から成功したわけではありません。
何度も失敗し、それでもやり続けた人が
成功しています。
ここで必要なのが 「鈍感力」です。
一度の失敗でクヨクヨするのではなく、
「そういうこともある」と切り替える力。
現場でも、新しい工法やシステムを試すとき、
うまくいかないことはつきものです。
でも、うまくいかないからこそ、
次の工夫が生まれ、技術が向上していくのです。
◆運のいい人と一緒に働こう
運のいい人は、明るく、前向きです。
そういう人と一緒にいるだけで、
自分の運も上がっていくといいます。
職場の中で「この人は元気が出るな」
「前向きだな」と思える人がいたら、
積極的に声をかけてみましょう。
あなたも、そんな存在になれるかもしれません。
◆最後に
「日本に生まれただけで運がいい」
この言葉を、ぜひ胸に刻んでください。
そして、建設現場という
「ものづくりの最前線」で、
何度失敗しても前に進む、
そんな技術者でありたいものです。
社長ブログ