建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

なぜしっかり睡眠をとっても疲れがとれないのか【がんばれ建設2499】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年2月20日
NO2499


◆なぜしっかり睡眠をとっても疲れがとれないのか

ある若手所員が、
「最近どうも集中できなくて」
と漏らしていました。

「寝ても疲れが取れない」
「頭がぼーっとする」
「段取りをミスしてしまった」

こうした状態に陥ることは、
現場で働く誰しもに起こりうることです。

では、脳を休ませ、回復させるには
どうすればよいのでしょうか?

◆脳の回復には「睡眠」より「刺激」

脳神経外科医・東島威史氏の著書
『不夜脳 脳がほしがる本当の休息』によれば、
脳は「刺激」によってこそ回復するというのです。

「脳はもともと刺激を処理するためにできた臓器。
情報の入力がなければ、暴走してしまうことすらある」

つまり、体は休んでも、
脳はじっとしていると不調になる。

逆に、“知的な刺激”を与えることで、
脳は元気を取り戻し、活性化するのです。

◆現場技術者に必要な「知的刺激」とは

建設現場で働く私たちは、
常に体を動かしています。

けれども「脳」を意識的に鍛える習慣を
持っている人は少ないかもしれません。

では、どうすればいいか?

1) 読書を習慣にする

東島氏は、週1回の読書で
認知機能低下のリスクが46%も下がるという
台湾の14年追跡研究を紹介しています。

また、読書によって前部帯状回など
複数の脳領域が刺激され、
知的活動が高まることも分かっています。

→ 移動中の電車や、休憩時間に15分(1日の1%)
本を読むことをおすすめします。

2) 新しいことにチャレンジする

語学、資格勉強、楽器、料理、
DIY、模型づくり等
何でも構いません。

「脳が知らないこと」を
覚える時、脳は最も喜びます。

現場での新工法の習得や、新たなソフトの
使い方を学ぶのも立派な「知的刺激」です。

3) 身体的刺激を取り入れる

歩く、階段を使う、ジャンプする、それだけで
記憶力が高まるという研究があります。

さらに、「ポケモンGO」のような
空間認識や移動を伴うゲームも、
脳の海馬を活性化するとの報告も。

→ 工事写真の撮影ルートを工夫したり、
現場を「探検」する感覚を持つのも立派な刺激です。

◆眠るだけでは回復しない

もちろん睡眠は大切です。
ですが、「脳」そのものを元気にしたいなら、
受け身ではなく“刺激を与えること”が必要です。

・1日15分の読書
・毎朝10回のジャンプ
・現場で“いつもと違うこと”を1つ試してみる

こうした小さな行動が、疲れた脳をよみがえらせ
集中力・思考力・判断力を取り戻してくれます。

私も最近、あえて普段は読まないジャンルの
本を読むようにしています。

土木工学や法改正の解説書に加えて、
東野圭吾や司馬遼太郎の小説など
「脳にとってのごちそう」を意識して
与えるようにしています。

『脳の回復には、睡眠より刺激』という
言葉を現場で実践したいものです。

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