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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年2月18日
NO2358
◆なぜ現場でうまくいかないと会社や客先、協力会社のせいにしてしまうのか
ローマ帝国はなぜ滅びたのでしょうか。
それは、外敵の侵略でもなく、地震、火災、
洪水、飢饉などの理由ではありません。
それは「パンとサーカス」によって
滅びたという説があります。
繁栄したローマ市民は、その欲望を増大させ、
無料のパンを与えられて労働を忘れました。
そしてサーカスに代表される消費と娯楽に
明け暮れるようになったのです。
紀元41ないし45年の皇帝クラディウスのときに
すでに、競技や見せものを行うための競技日が
93日、公の休日が159日に達していました。
さらに、紀元300年には、競技日は175日、
公の休日は200日にも達していました。
その結果、ローマ市民は
それまでローマ帝国を支えてきた
自立自助の勤労精神を失いました。
その後、周囲の蛮族の進入によって
滅んだのです。
しかし、実際には滅ぼされる前に
ローマ帝国は白アリから食われたように形骸化し
勤労精神のきわめて低い国家になっていました。
残念なことですが、
今の日本の現状と重なって見えます。
仕事や生活がうまくいかなくなったとき、
往々にして、国や、社会や、
景気のせいにしてしまいます。
自ら努力しないことを棚にあげて、
人のせいにするのです。
現在推進されている
「働き方改革」もやり方を間違うと、
同じような状況になりそうな気がします。
現場がうまくいかなかったり、
休日がとれなかったりすると
会社や客先、協力会社のせいにする。
そして会社がなんとかしてくれると
思ってしまうのです。
自らの力で道を切り拓く
建設技術者でありたいものです。
『土光敏夫 信念の言葉』
土光敏夫著を一部参考にしました。
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