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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年10月17日
NO2452
◆なぜ現場で働く人には「怒り」が必要なのか
現場で大声を出してしまった、
感情的に指示してしまった。
そんな経験のある方も少なくないかと思います。
ときには「ハラスメントでは?」と指摘され、
後悔することもあるでしょう。
けれど、怒りそのものが
悪いわけではありません。
怒りは、ガソリンのようなもの。
うまく使えば、
前に進むためのエネルギーになります。
困難にぶつかったときに
「なにくそ」と立ち向かう力。
理不尽な状況に対して
「こんなのはおかしい」と声を上げる勇気。
その原動力の裏には、
必ず「怒り」があるのです。
怒りをただぶつけるのではなく、
「何のために怒るのか?」
を意識してみてください。
たとえば、
・若手が危険な作業をしていたとき
・品質を軽視するような対応があったとき
それは、現場の安全や
チームの未来を守るための怒りだったはずです。
ならば、その気持ちを
「指導」という形で伝えましょう。
ポイントは3つです。
・目的を明確にする:「安全を守りたい」「品質を高めたい」
・相手の成長を願う:「君ならもっとできると信じている」
・行動を正す:「次はどうしたらいいか」を一緒に考える
怒りを使って相手を傷つけるのではなく、
怒りを使って、現場を、チームを、未来を、
良くしていきましょう。
“怒りは、間違ったことと正しいことを
見分ける力を与えてくれる”
その言葉を胸に刻みたいものです。
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【編集後記】
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建設業に怒りはつきものですが
昨今ハラスメントが話題になり
怒りを抑えないといけない風潮があります。
怒りをうまくコントロールしたいものです。
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社長ブログ