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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年2月4日
NO2493
◆なぜ高い栄養ドリンクを飲むと元気がでるのか
~やる気を高める「思い込み」の力~
建設現場で働いていると、
睡眠不足や疲労、ストレスなどによって
「集中できない」「やる気が出ない」という
日もあるかと思います。
特に繁忙期や
予算・工程がタイトな時期には、
気力を保つのも一苦労です。
そんな時に活用できるのが、
「思い込みの力(プラシーボ効果)」です。
◆「薬だと思えば水でも効く」という不思議
心理学ジャーナリストの
佐々木正梧さんの著書によれば、
「アメリカで行われた研究では、
抗生物質を処方された患者の30%以上が、
実際には効かない薬を服用していた
にもかかわらず症状が改善した」
という結果が出たそうです。
これは
「薬を飲んだから効いたに違いない」
という“思い込み”が、
脳と体に本物の効果をもたらした例です。
◆建設現場でも「思い込みの力」は使える
これは医療の世界に限った話ではありません。
建設現場でも“思い込み”をうまく使えば、
集中力やパフォーマンスを高めることができます。
たとえば、
「この音楽を聴くと集中できる」
と思えば集中力が高まる
「このノートに書くとアイデアが出る」
と思えば発想力が上がる
「この道具を使うとミスが減る」
と思えば注意深くなる
「この人と話すと元気になる」
と思えば気力が高まる
すべて、思い込み(=プラシーボ効果)が
もたらす現実の変化です。
◆眠気や疲労を吹き飛ばすテクニック
仕事中にどうしても眠気が襲ってくるとき、
仮眠が取れれば理想ですが、
現場ではなかなかそうもいきません。
そんなときは、
“値段の高い栄養ドリンク”を
飲んでみてください。
重要なのは
「高いものを飲んでいる」
という自己暗示です。
「高いほど効く」と脳は思っているため、
安いものより効果を感じやすい、
という研究結果もあります。
まさに、プラシーボ効果の活用法です。
◆「思い込みの力」は若手の自己成長にも役立つ
若手技術者の育成においても、
この「思い込みの力」は重要です。
「自分はまだまだ未熟だから」
と思っていれば成長は遅くなります。
「必ずできる。成長している最中だ」
と思えば、行動が前向きになります。
また、上司の声がけにも一工夫できます。
「お前なら絶対できるよ」
「君にしか頼めない仕事だ」
といったプラスの言葉を投げかけることで、
部下の“思い込み”を変え、
実際の成果につなげることができます。
◆現場に効く「おまじない」を持とう
お気に入りのボールペン、
音楽、道具、場所、香りなど、
「これを使うと集中できる」
「これを使うと元気が出る」といった
“自分だけのプラシーボ”を持つことは、
現場におけるパフォーマンスの
安定にもつながります。
思い込みの力を、
“小さなおまじない”として
使いこなすのです。
◆まとめ
・脳は「効果がある」と思えば、
体に効果をもたらす
・「集中できる」「元気になる」「やる気が出る」
と思い込む仕掛けを自分なりに持っておく
・若手には「できる」と思わせる
声がけが成長の鍵になる
「思い込みの力」という言葉を、
現場の知恵として使ってみてください。
高価な道具や薬ではなく、
“心の持ちよう”ひとつで、
現場の質が変わるかもしれません。
社長ブログ