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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年3月11日
NO2505
◆なぜ先人の築いた建設技術を活かすと10年後の建設業界を見透すことができるのか
「巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる」
これは12世紀の哲学者
ベルナール・ド・シャルトルの言葉です。
私たちは巨人の肩に乗ることで、
巨人よりも遠くを見ることができる。
つまり、先人の知恵を借りることで、
人はより大きな成果を出せる、という意味です。
◆ゼロから考える必要はない
仕事をしていると、
「自分で考えろ」
「自分でやってみろ」
と言われることがあります。
もちろん、自分で考えることは大切です。
しかし、
すべてをゼロから考える必要はありません。
なぜなら、私たちの前には
膨大な先人の知恵が残されているからです。
例えば建設業でもそうです。
・施工計画の作り方
・安全管理の方法
・品質管理の基準
・工程管理の考え方
これらはすべて、先輩技術者が
長年かけて作り上げてきたものです。
私たちは、その上に立って仕事をしています。
まさに「巨人の肩に乗っている」という状態です。
◆建設技術者も「巨人の肩」に乗っている
例えば、今の建設現場では
次の技術が使われています。
・ICT施工
・ドローン測量
・BIM / CIM
・クラウド管理
・AI
これらは突然生まれたわけではありません。
多くの技術者が、試行錯誤、失敗、改善を
繰り返しながら積み重ねてきた成果です。
つまり私たちは先人の技術という
巨人の肩の上に立っているのです。
◆若い世代は「デジタルという巨人」に乗っている
最近よく聞く言葉に
「デジタルネイティブ」があります。
生まれたときから、スマホ、インターネット、
SNS、AIが当たり前に存在している世代です。
私たちの世代は、
地図といえば「紙の地図」を使い、
調査をする場合には「図書館」へ通い、
連絡をする手段は「固定電話」という時代でした。
しかし今の若い世代は
Google、クラウド、AIという
巨大なデジタル基盤の上に立っています。
つまり若い世代は
デジタルという巨人の肩に乗っているのです。
◆若手技術者を否定してはいけない
時々、次のような声を聞きます。
「最近の若い人はスマホばかりだ」
「AIなんて使っても意味がない」
しかし、これは少し危険な考え方かもしれません。
若い世代は私たちより高い場所から
世界を見ている可能性があるからです。
若者が見ている世界は、
私たちが見てきた世界より
広く、速く、遠いのかもしれません。
◆先輩の役割とは何か
では、先輩技術者の役割は何でしょうか。
それは若者の背中を押すことです。
いつの時代も、若者を応援する先輩や、
挑戦を後押しする上司がいました。
もしも若手が「ICT施工をやりたい」
「AIを使いたい」と言ったとき、
「そんなものはダメだ」と言うのではなく
「面白い。やってみよう」と言える先輩でありたいものです。
◆私たちも巨人の肩に乗る
最後にもう一度、言葉を紹介します。
「巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる」
私たちは
・先人の知恵
・建設技術
・デジタル技術
という巨人の肩に乗っています。
そして、若い世代は
さらに新しい巨人の肩に乗ろうとしています。
だからこそ学び続ける技術者でありたいものです。
社長ブログ