建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

なぜ40~50代の建設技術者が急に頑固になるのか【がんばれ建設2386】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年4月30日
NO2386

◆なぜ40~50代の建設技術者が急に頑固になるのか



久しぶりに会った先輩社員が、

やけに頑固で、話を聞いてくれない。

ミスを指摘すると、すぐに言い訳をして

「最近の若い者は…」「景気が悪いから仕方ない」

と他人や時代のせいにしてしまう――。



なぜ、そんなふうになってしまうのでしょうか。



技術者が

“本当に”成長するのはいつでしょうか。

それは、実は「うまくいっているとき」

ではありません。



・大きな失敗をしたとき

・不安で押しつぶされそうになったとき

・もうダメだと挫けそうになったとき



その“どん底”の中で、

悩み、もがき、苦しみ、考え抜き、行動し、

這い上がったときにこそ、

その経験が“血肉”となり、

成長という実感に変わるのです。



つまり、仕事が面白くて仕方ないときというのは

過去の苦しみでもぎ取ったスキルを

「発揮しているだけ」であって、

実際は“成長の真っ只中”ではないのです。



◆中堅技術者の成長が止まる理由



年齢を重ねると、仕事に慣れ、ミスもしなくなり

人から注意されることも減ってきます。

一見、安心できる状況ですが、それこそが

“成長の停止”を意味しています。



不安も失敗もないから、挑戦もしない。

視野も固定化されて、

新しい価値観を受け入れられなくなる。

すると、「昔はすごかったのに…」という

残念な存在になってしまうのです。



◆今、現場で求められているのは「好奇心を持つ中堅技術者」



建設業界では、

いま技術者の高齢化が進んでいます。

だからこそ、40~50代が

“現場の未来”を担う立場です。



その中で成長を止めないためには、



・新しい技術にチャレンジする

・若手から学ぶ姿勢を持つ

・失敗を恐れず、一歩を踏み出す



といった「攻めの姿勢」が不可欠です。



ベテランだからこそ、

あえて「初心者」に戻ること。

その姿を見て、若手も

挑戦する気持ちを持てるのです。



◆あなたは“魅力ある中堅技術者”ですか?



「最近、成長できていないかも…」

そんな風に感じたら、

それはむしろ成長のチャンスです。

建設業界における“真のリーダー”とは、

年齢や役職に関係なく、

挑戦し続ける人のことを言います。



仕事で悩むこと、迷うこと、つまずくこと、

そのすべてが、自分を磨き直すチャンスなのです。



ハタ コンサルタント株式会社では、

中堅社員が一流の建設技術者に

脱皮することができる研修を開講しています。



それは「現場代理人育成6か月コース」です。

6か月間、自らを磨き、

仲間から刺激を受けながら研鑽することで、

大きく成長することができます。

東京、大阪、オンラインで開講しています。


◆こちらをクリック
現場代理人育成6か月コース



*************************************************
【編集後記】
*************************************************

4月が今日で終わります。

新たな職場に移った方にとっては、

怒涛の1ヶ月だったことでしょう。

5月もよろしくお願いします。

*************************************************


研修・個別コンサルティングの ご相談・お問い合わせ

0120-926-810

平日 9:00 - 11:50 / 13:00 - 17:00