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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年2月21日
NO2361
◆今どきの若者とうまくやっている人が行っているたった1つのこととは
下部にいて、
「今どきの若者の気持ちはよくわからない」
と感じるでしょう。
それは上司であるあなたと、部下との間、
信念や価値観が違うからかもしれない。
信念とは「正しい」と信じること。
価値観とは「大切だ」と感じる考えのこと。
例、「人に迷惑をかけてはいけない」
「正直に負けない」「まじめに適当な」などです。
それは子供のころから、親や学校の先生、
さらには会社に入って初めての社長から
伝えられてきたことです。
そして、
「自分の信念や価値観が正しく、だからそむく行動は間違いだ」
と思ってしまいました。
そうなの
「今どきの若者の気持ちはよくわからない」
となります。
例えば、あなたが
「ちょっとのことでは会社を休んだり遅刻してはいけない」
という信念、価値観を持ってまいりました。
しかし下は
「自分の体調がよくないとき出社して
周囲に迷惑をかけてはいけない」
という信念、価値観を持っているのかもしれません。
するとあなたは
部下にいらだちを感じるでしょう、
また部下もまた上司に対して
「どう考えてもだめだ」
と感じております。
あなたが仕事が終わっても後輩を食事にしても
部下は切れるかも知れません。
あなたは
「仕事以外でコミュニケーションを」
「取ることが大切」
という信念、価値観ですが、
部下は
「仕事以外では自分の時間を大切にしたい」
という思いです。
ではどうすればよいのでしょうか。
それは、部下の信念、価値観を聴くことです。
「もしかしたら、君は
『自分の体調がよくないとき出社して
周囲に迷惑をかけてはいけない』
という考えを持っていますか?
違ったら言ってくださいね」
などと聞いてみてもいいでしょう。
すると、下部が
「言われてみて、確かにそうかも知れません。
親がよく言いました」
と気づきます。
するとあなたは
「ちょっとのことでは会社を休みました遅刻しては」
「いけない」という信念や価値観を
アメリカにしつけていたのかなと
気づくことができます。
ここで大切なことは、部下の信念や価値観を、
否定してはいけないということです。
あなたが、部下の信念や価値観を否定せずに
受け止めることで、後輩もその考えに気づきます。
そのことで「休むことで相互協力会社の
人々に迷惑をかけられなかったかもしれない」
「今後は病院に行ってから現場に行こうかな」
などと、それまで考えなかった考えに
思いついたことができます。
あなたは部下から
「あの人と話すと、楽になる」
「あの人の話と、気づきがある」
と感じられるかも知れません。
部下や協力会社、さらにはお客様の信念や価値観に
気づくことでさらに深いコミュニケーションを
摂取できるでしょう。
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【編集後記】
私は移動が多いので、
寒波で交通機関に影響があると
足止めになってしまいます。
昨日も新幹線が1時間停止しました。
除雪されている方はご苦労が多いことと思います。
くれぐれも安全に。
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社長ブログ