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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年2月7日
NO2356
◆新入社員、若手技術者がめきめき育つ5ステップの育成法とは
4月に新入社員が入ってくるという
会社が多いことと思います。
そのとき、どのように育てたらよいかという
問合せをよく受けます。
今回は、新入社員や若手技術者を
OJTにてどのように育てたら良いかについて、
5つのステップに分けて解説します。
ここでは新入社員に、安全管理について
OJTで教えることを想定します。
レベル1:言って聞かせる
・安全帯や保護具の使い方を教える
・労働基準法、労働安全衛生法を教える
・保護具を使わないとどうなるかを教える
・安全に配慮した行動ができていたらほめる
レベル2:やってみせる
・安全朝礼、KYKのうまい進め方をやってみせる
・新規入場者教育に同席させる
・現場で協力会社に対して上司が指導、助言していることを見せる
・上司のやり方を見て、学んだことを報告させる
レベル3:質問させ、相談にのる
・日報に上司への質問事項を書かせ、上司が回答する
・個人面談で困っていることや、悩んでいることに対して相談にのる
・現場の不安全状態、不安全行動に対して、上司と一緒にどのような指摘をすべきかを考える
レベル4:させてみる
・朝礼、KYKの司会をさせてみる
・新規入場者教育をさせてみる
・安全記録への記載をさせる
・うまくいったらほめ、うまくいかないことは注意する
レベル5:任せる
・ある工種の安全管理を任せる
・協力会社が作成した安全書類の確認を任せる
・権限を委譲しても、責任は上司にあることを自覚する
旧来、OJTは「背中を見て覚えよ」式でしたが、
上記の5ステップ
(1言って聞かせる、2やってみせる、
3質問させ、相談にのる、4させてみる、
5任せる)を実施することで、
無理なく育てることができます。
なお、ハタ コンサルタント株式会社では
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【編集後記】
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今週は西へ東へと移動しています。
雪が心配ですが、
なんとか乗り越えたいと思います。
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