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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年12月22日
NO2478
◆現場リーダーのタイパが上がる「最適バランスの法則」
建設現場では、工事の進捗管理、
協力会社との調整、若手育成、
書類作成など、日々多くの業務があります。
そしてその中で重要なのが
「人との関わり方」と「自分の整え方」です。
今回は、
3つの“バランスの黄金比”をご紹介します。
これを意識するだけで、
会議がうまくいく・人間関係が良好になる・
集中力が高まるという好循環が生まれます。
【1】話す:聞く=2:8 ― 会議も雑談も“聞く”が基本
会議ではつい、「自分が話さないといけない」
と感じてしまいがちですが、
発言は2割、8割は聞く側に回るのが理想です。
一人が話しすぎると、
他のメンバーが意見を言いにくくなり、
会議が“報告会”になってしまいます。
意見を出し合える空気を作るには、
「○○さんはどう思いますか?」と、
相手に話してもらう工夫が必要です。
雑談も同じです。
自分の話は2割、相手の話を8割聞くことで、
信頼関係が深まります。
そのために必要なのが「自己抑制力」です。
つい自分の武勇伝を語りたくなる気持ちをおさえ
相手を主役にする意識が、良好な人間関係をつくります。
【2】褒める:叱る=4:1 ― 育成のゴールデンルール
部下を叱ることが悪いわけではありません。
しかし、1回叱ったら
4回褒めるのが育成の基本です。
「良くない点」は一瞬で伝えられますが、
「良い点」は意識していないと見逃してしまいます。
たとえば、
「今日のKYK、よく準備していたね」
「図面の修正、素早かったよ」
「お客さんへの対応、丁寧だったね」
といった小さな行動を見逃さず、
自然体で認めることが、やる気につながります。
叱るときにも、良い点を認めたうえで
改善点を伝えるようにしましょう。
【3】仕事:休憩=60:15 ― 頭の切り替えが集中力を生む
建設現場では、
集中力が安全や品質に直結します。
その集中力を高めるには、
1時間の仕事に対して15分の休憩が理想的です。
ポイントは「完全に業務から離れる」こと。
良い休憩法としては、
・少し外を歩く(散歩)
・他愛のない雑談をする
・空や植物を見る
といった、
脳と目をリセットする活動がおすすめです。
逆にスマートフォンを見続けるのはNG。
通知・SNS・ニュースにより
情報が入りすぎて逆に疲れてしまうため、
休憩の意味がなくなってしまいます。
◆まとめ:「黄金比」を意識することで現場が変わる
会議や雑談 → 話す2:聞く8
部下の育成 → 褒める4:叱る1
作業と休憩 → 仕事60分:休憩15分
これらの比率を意識するだけで、
現場運営の質が格段に向上します。
そして何より、人間関係が良くなり、
若手が育ち、現場が明るくなるのです。
今日からすぐに意識できることばかりです。
ぜひ、現場で実践してみてください。
社長ブログ