建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

資格手当は「処遇改善」だけでなく「人材育成」の起点になる【がんばれ建設2495】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年2月9日
NO2495


◆資格手当は「処遇改善」だけでなく「人材育成」の起点になる

近年、建設業界でもIT・DXの導入が加速し、
ICT建機オペレーターや情報管理技術者、
建設BIMコーディネーターといった
「新しい専門スキルを持った人材」が
強く求められるようになってきました。

そして今、そのような人材は
業種を問わず「引く手あまた」であり、
企業間の人材獲得競争が
ますます激しくなっています。

その対応策の一つが 資格手当の支給です。

◆「資格手当」の相場と活用のポイント

よく「各種資格に対する手当額の相場は?」
という質問を受けますが、実際には
明確な統一基準はありません。

なぜなら、企業によって、

・基本給とのバランス
・職種や職務の希少性
・社内での活用度

などを総合的に判断して決めているためです。
特に人手不足が深刻な職種では、
月1万円~2万円以上の
高額手当を支給するケースもあり、
企業のスタンスが手当金額に色濃く表れます。

◆「採用後の育成」も競争力に

有資格者を採るだけでは間に合わない
——そう感じている会社が増えています。

その結果、未経験者を採用し、
入社後に会社負担で資格取得支援を行う
動きが加速しています。

よく見られる支援内容:
eラーニング・通信講座費用の会社負担
書籍代・受験料の補助
合格祝い金(一時金)の支給
毎月の資格手当(取得後のインセンティブ)

特に最近は、資格取得後も
毎月手当を支給する会社が増加傾向にあり、
採用面・定着面の両方に
好影響をもたらしています。

◆資格手当は「業務との関連性」がカギ

一方で、資格手当は
“持っているだけ”で
支給するものではありません。

その資格を活用して
職務を遂行していることが条件です。

たとえば、測量士の資格を持っていても、
異動により内勤業務となった場合は
資格手当の支給を停止するケースもあります。

このあたりの運用は、給与規程等で
明文化しておくことが重要です。

◆若手が求めるのは「成長できる職場」

特筆すべきは、
最近の若手社員が企業に求めるのは
単なる待遇改善だけでなく、

「自分が成長できる環境」
「スキルを活かして働ける場」

であるという点です。

資格取得の支援やキャリアパスの明示は、
こうした若手の「働きがい」を高め、
結果として人材の定着や生産性向上に繋がります。

◆人を採る時代から、人を育てる時代へ

今後、働ける人口は確実に減っていきます。

「採る」ことに限界がある以上、
「育てる」ことが企業存続の鍵を握ります。

・採用時の資格手当
・入社後の育成制度
・手当の設計と運用ルールの明確化

これらをしっかり整えることで、
貴社の魅力と競争力は
間違いなく高まるはずです。

「人材獲得」と「人材育成」、
今こそ両輪で取り組んでいきましょう。

人事評価制度、並びに賃金制度の
講演会を開催します。
資格手当の相場もお話しします。

名古屋会場、およびオンライン参加の
ハイブリッド形式です。

◆「これだけは知っておきたい 小さな建設会社の賃金管理
~技術者が辞めないための給与制度、評価制度の見直し~」
2月27日(金)開催

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【編集後記】
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三寒四温の言葉どおり、
寒さと暖かさが交代に来ているようです。
雪解け事故にくれぐれもご注意ください。

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