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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2025年3月3日
NO2363
◆部下を成長させる上司と成長させられない上司の違いとは
若手、ベテランに限らず、
常に成長をし続ける必要があります。
長く生きながらえている生物は、
環境の変化に対応することができたためです。
それと同様に、
私たちも環境変化に対応できるよう、
常に成長し、変化し続けることが大切です。
人の成長を促進するためには、
ものの見方を変えさせる必要があります。
同じような観点でいくら指導しても
部下は成長しません。
成長の実感がないと、部下は不安を感じ、
転職を考え出します。
ものの見方を変えるとは具体的には、
以下の3つを指します。
◆視座を上げる
現在よりも少し上の立場にたったつもりで
仕事を見てみること。
若手だと、所長になったつもりで考える
ベテランだと、社長になったつもりで考える
ことです。
◆視野を広げる
自分や自社のことだけではなく、
建設業界全体、もしくは他業種も頭に入れて
考えることです。
◆視点を移す
自分のことだけではなく、
自分以外の状況を想像して行動します。
例えば、お客様、協力会社、近隣住民の立場に
立って考えることです。
例えば部下が
施工計画書や図面を書いているとします。
◆部下の視座を上げるために
「工事のしやすさだけでなく、所長になったつもりで、
原価低減も考えて図面を書こう」
◆部下の視野を拡げるために
「自社の将来、もしくは業界全体のことを考えると、
最新の工法にチャレンジしてみてはどうだろうか」
◆部下の視点を移すために
「協力会社の立場に立つと、手順が複雑すぎないだろうか。
顧客の立場に立つと、より品質を上げる必要があるのではないだろうか。
近隣住民の立場に立つと、騒音や振動が気になるのではないだろうか」
このように、視座、視野、視点を変えて
部下に質問を投げかけることで、
部下がより深く考え成長のきっかけとなります。
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【編集後記】
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今日はひな祭りです。
建設業にも女性が増えてきたので
ぜひ今日は祝ってあげて欲しいと思います。
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