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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2026年3月6日
NO2503
◆高市首相に学ぶ笑顔で施工管理する方法とは
今回は、東洋経済の記事
「高市首相はなぜ、あそこまで笑顔を見せるのか?」
をもとに、建設現場のトップに求められる
“表情”と“話し方”について考えてみたいと思います。
記事では、高市早苗氏の話し方を
岡本純子氏が分析しています。
岡本氏はトップエリート1000人以上を
指導してきたコミュニケーション戦略研究家。
その視点から見ると、高市氏の話し方は
「偶然」ではなく「戦略」だと言います。
特に注目されたのが「笑顔の頻度」です。
歴代首相の所信表明での笑顔は0〜7%程度。
しかし高市氏は約31%、就任会見では51%が笑顔。
これは単なる愛嬌ではなく、
計算されたメッセージです。
◆強いリーダーほど「柔らかさ」が必要
高市氏は強い口調で語る場面も多いです。
もし無表情で語ればどうなるか。
・怖い
・冷たい
・攻撃的
と受け止められる可能性があります。
だからこそ「目じりまで笑う本物の笑顔」を
使うのです。
この笑顔は「ドュシエンヌ・スマイル」と呼ばれ
見る側の安心感や信頼感を高めると言われています。
つまり、
【 強いメッセージ 】 × 【 柔らかい表情 】
この組み合わせが、人を動かすのです。
◆建設現場のトップはどうか?
現場を見渡してみましょう。
・仏頂面の所長
・ぶっきらぼうな工事部長
・無表情な主任
日本の男性リーダーに多いと言われる
3拍子です。
しかし、現場トップの表情は、
そのまま現場の空気になります。
トップが暗い
→ 主任も暗い
→ 協力会社も暗い
→ 現場全体が重苦しい
逆に、
トップが明るい
→ 会話が増える
→ 報連相がスムーズ
→ ミスが早期発見される
笑顔は、現場の安全管理にも直結します。
◆笑顔は「甘さ」ではない
ここで誤解してはいけないのは、
笑顔=優しい
ではないということ。
高市氏は強い主張をします。
しかし笑顔で伝える。
現場でも同じです。
「ここはやり直しだ」
「安全帯を確実に使え」
「工程を守れ」
これらは強く言うべきことです。
しかし、普段から表情が柔らかければ、
指摘は「攻撃」ではなく「指導」になります。
◆アイコンタクトという最強の武器
記事では、相手を見つめる
アイコンタクトにも触れています。
アイコンタクトは「脳波を同期させる」
とも言われます。
現場でも、
・KYのときに目を見て話す
・若手の報告を目を見て聞く
・協力会社の親方の目を見て礼を言う
これだけで信頼関係は劇的に変わります。
あなたはパソコンや図面を見ながら
話していないでしょうか。
◆若手育成への応用
若手が辞める理由の多くは、
・認められていない
・話を聞いてもらえない
・怖い
という感情です。
上司が
・笑顔で
・うなずき
・目を見て
・最後に「ありがとう」と言う
これだけで、定着率は変わります。
コミュニケーションは
精神論ではなく「技術」です。
これからの建設技術者は、
工程管理、原価管理、品質管理、安全管理、
環境管理に加えて、「表情管理」が必要です。
今日から目じりを下げて話してみてください。
その小さな変化が、現場の空気を変えます。
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【編集後記】
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最近、「メルマガを読んでいます」と
言われることが多く、とてもうれしいです。
これからもお役に立てるようがんばります。
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社長ブログ