2011年9月9日NO408今週の1冊「「儲かる仕組み」をつくりなさい」
******************************************************* ■〔1〕今週の1冊 ******************************************************* ■今週は 今週は 「「儲かる仕組み」をつくりなさい」 小山昇著 http://astore.amazon.co.jp/hatacon0919-22 です。 ■「売り上げが伸びない」「利益が上がらない」と 嘆く社長がいるなかで、業績を伸ばし続けている会社が あります。 そんな会社は「儲かる仕組みがある」と著者は言います。 本書で紹介されている儲かる仕組みとは 次のようなものです。 ***************************************** 社長が課長職以上は2か月に1度、酒を飲む 社長が中途入社社員、新入社員と6か月に1回飲み会をする 役員は4か月に1回、銀行訪問する 勉強会の参加状況を社員の賞与評価に反省させる 社内の清掃状況を賞与評価に反映させる 社員旅行に出欠は賞与評価に反映させる 課長職以上は年に一度9日間連続有給休暇を取る (仕事を強制的に離れさせることで部下が育つ) 社内の序列(役職)は全社員参加の投票で決める 賞与は現金を手渡しする 年間スケジュールを共有する 社内ベンチマーキングで全営業所を視察する クレームの電話があれば、担当者に5分毎メールを入れる 管理者は「人の管理」でなく「仕事の管理」をする 管理職を公募する 新卒社員はドラフト制で配属先を決める 「サンクスカード」に感謝のメッセージを書く 毎年長期経営計画を作成する 経営計画は業績の良い会社のまねをする 2年で人事異動させることでマニュアル、標準化を進める 個人専用の机をなくす 経理データを緻密にすることで不正を早期に発見する ********************************************** 私がもっとも腑に落ちたのは 「人に仕事をつけず、仕事に人をつけよ」 という部分です。 例えば、朝6:20名古屋発東京行きの新幹線は 誰が運転しようと、時刻通りに出発し、時刻通りに 到着します。 運転手が変わると乗り心地が異なるようですと 「人に仕事がついている」ということですが 誰が運転しようと変わらないと 「仕事に人がついている」 ということです。 そうすると、問題があれば 「人を改善」するのではなく、「仕事を改善」 すればよいことになります。 社内で同じような問題が繰り返し生じているような 企業経営者、幹部にはお勧めの1冊です。 第1章 人材育成のための仕組みづくり 第2章 円滑な組織運営のための仕組みづくり 第3章 強い経営、強い組織のための仕組みづくり 第4章 効果的なIT活用のための仕組みづくり ****************************************************** ■〔2〕【編集後記】 ****************************************************** 昨日は、大阪にて女性活用セミナーを受講してきました。 http://www.natural-link.jp/ そこで気づいたこと 1 そっけないメールを送らない(そっけないメールは特に女性は嫌がります) 2 高い評価より早い評価を(素早い反応に女性は敏感です) 3 大げさにほめる(褒められて喜ばない女性はいません) 本日より実践します。 ************************************************************** 【発行】ハタ コンサルタント株式会社 代表取締役 降籏 達生 【所在地】名古屋市中村区名駅4-2-28 名古屋第2埼玉ビル 【電話】052-533-9688 【FAX】052-533-9689 【ホームページ】https://hata-web.com/ 【作者に直接メールする】furuhata@hata-web.com 【 配信中止はこちら】https://hata-web.com/mail.html **************************************************************