2011年11月28日 NO431「知覧にて」
■〔1〕本文「知覧にて」 ■〔2〕セミナー案内 ★「思うは招く」 ~夢があればなんでもできる~ 株式会社植松電機 専務取締役 植松 努 氏講演会 2011年12月8日(木) 14:00~18:00 会 場 ウインクあいち[愛知県産業労働センター]*名古屋駅より徒歩5分 対象者、経営者、後継経営者、将来経営者になる予定の方 費 用 5,000円 詳しくはコチラ↓ https://hata-web.com/wp/?p=741 ★「営業力で勝つ」組織はこうして作る 12月20日火曜日 18:30~20:45 名古屋 ウインクあいちにて開催 積水ハウスの元日本一支店長が語る 営業で勝つ組織の作り方 ・イベントでいかにして集客するか ・いかにして営業マンのモチベーションをあげるか 詳しくはコチラ↓ https://hata-web.com/wp/?p=1146 ■〔3〕編集後記 *************************************************************** ■〔1〕「知覧にて」 *************************************************************** お世話になっている皆様 いつもありがとうございます。 ハタ コンサルタント株式会社, 株式会社関西テクノファ 降籏です。 ■鹿児島空港に着き、バスに乗りました。 隣に座っている方から、 「鹿児島県民は西郷隆盛の写真を家に貼っている」 「カルカンは自然薯から作るんだ」 「焼酎は「芋」しかだめだ」 という話を聞きながら1時間30分経つと 知覧に着きました。 ■昭和20年3月26日から7月19日の間に 1036人の方が、特攻隊として沖縄の海に 命を落としました。 その半数が知覧飛行場から飛び立ち そしてその多くが、20歳前後の若者です。 知覧特攻平和会館には写真、遺書などの 遺品約4,500点、特攻隊員の遺影1,036柱などが 展示されています。 ■展示されている遺書には、母親や兄弟姉妹への 思いがつづられていました。 達筆な遺書の前で、ハンカチで涙をぬぐう人が 立ち止まって動きません。 「父上様、母上様、永い間待ちに待った日が いよいよ参りました。 正巳は此度、皇国の為、立派に死ぬ機会を得ました。 (中略) もう内地では桜も咲いて居る事と思います。 櫻のように潔く散ります」 (19歳 少尉) ■小さな子供と奥様を残して飛び立った方も います。 「父は姿こそ見えざるも、いつまでも お前たちを見ている。 よくお母さんの言いつけを守って、 お母さんに心配をかけないようにしなさい。 (中略) お父さんは「正憲」「紀代子」のお馬には なれませんけれども、二人なかよくしなさいよ」 (29歳 中佐 5歳と3歳の幼児への遺書) お馬という表現が涙を誘います。 ■特攻隊員の方々に共通して感じるのは 自分の命を捨ててでも 親、兄弟、そして祖国を守りたいという強い気持ちです。 自分たちがここで命を捨て日本を守れば、 残った人たちが、日本再建のために がんばってくれるに違いない。 という強い期待です。 「何を惜しまん 君が御盾となれる我は 五尺の身 粉になるとも」 (特攻隊員) ■「特攻の母」と呼ばれ、特攻隊員に 食事を提供しながら相談相手にもなったという鳥濱トメさんは 次のように書かれています。 「宮川三郎さんは、出撃の前夜、わたくしのところに 挨拶に来られ、 「明日わたしは沖縄に行き、敵艦をやっつけてくるから 帰ってきたときには、宮川、帰ってきたかと喜んでください」 というので、 「どんなにして帰ってくるの?」と尋ねたら 「ホタルになって帰ってくる」と言うのです。 そしたら、約束の時間にホタルがやってきたんです。 富屋食堂の裏に小川が流れていたのですが そこに、一匹の大きなホタルがやってきて 白い花にとまったのです。 本当に大きなホタルでした。 思わずみんなに、 「このホタルは、宮川サブちゃんですよ」 と言ったんです。 そして、みんなでそのホタルを見ながら 『同期の桜』を歌いました」 ■若者を特攻隊という形で死に追いやった組織や 体制にはもちろん問題があります。 ただし、両親や家族、そして後世の国民を 身を捨ててでも守ろうとする「仁」の 気持ちは忘れてはいけないと感じます。 ************************************************** [2]セミナー案内 ************************************************** ★「思うは招く」 ~夢があればなんでもできる~ 株式会社植松電機 専務取締役 植松 努 氏講演会 https://hata-web.com/wp/?p=741 人口1万2000人の北海道赤平市。 そこにある社員数10人の小さな会社「植松電機」が作った 全長5メートルのロケットが宇宙へ飛び立った。 本業は建設機械に取り付ける特殊マグネット装置の 製造、販売。 専務取締役を務める植松努氏は、 「『どうせ無理』、この言葉ほど人の心を、 特に子供の心を殺してしまう一言はない。 未来を担う子供たちのために『どうせ無理』を世の中からなくしたい」と話す。 自身の夢を込めたロケット事業。諦めなかった “ひたむきな心”が不可能を可能にした。 講師プロフィール 株式会社植松電機 専務取締役 植松 努 氏 1966(昭和41)年北海道芦別市生まれ。89年北見工大応用機械工学科卒業後、菱 友計算株式会社航空宇宙統括部に入社。94年5月同社を退社し、植松電機入社。 98年コンクリートリサイクルに関する特許を取得。99年株式会社法人へ改組とと もに専務取締役に就任。バッテリー式マグネットでトップシェアを獲得。2004年 宇宙開発事業に着手。06年民間宇宙開発企業のカイムスペースワークスを設立 し、代表取締役社長に就任。翌年全長5メートルのロケット打ち上げに成功した。 著書に『NASAより宇宙に近い町工場』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。 KKC12月例会 概要 日 程 2011年12月8日(木) 14:00~18:00 会 場 ウインクあいち[愛知県産業労働センター] 9階 901大会議室 (名古屋市中村区名駅4-4-38) *名古屋駅より徒歩5分 会場TEL.052-571-6131 対象者 経営者、後継経営者、将来経営者になる予定の方 費 用 5,000円(KKC会員は無料) お申し込みはこちら https://hata-web.com/wp/?p=741 ******************************************************* ■〔3〕【編集後記】 ******************************************************* 最新刊「マネジメントの流儀」販売キャンペーンは おかげさまで申し込みが殺到しています。 ありがとうございます。 そのため書籍の発送が遅れています。 申し訳ありませんが、順次作業をしておりますので 到着を楽しみにお待ちください。 「マネジメントの流儀」購入お申し込みはこちら↓ https://hata-web.com/syoseki/20111125.html ************************************************************** 【発行】ハタ コンサルタント株式会社 代表取締役 降籏 達生 【所在地】名古屋市中村区名駅4-2-28 名古屋第2埼玉ビル 【電話】052-533-9688 【FAX】052-533-9689 【ホームページ】https://hata-web.com/ 【作者に直接メールする】furuhata@hata-web.com **************************************************************