社長ブログ

【がんばれ建設】NO490 【今週のポイント】「黒部の太陽」

■■がんばれ建設■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ東北!がんばれ日本!
~建設業,ISO専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2012年9月28日■■■■
お世話になっている皆様
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏です。

★降籏のビデオレター10月号 アップしました
10月号のテーマは「原価低減」のうち「旗を立てよ」
原価目標の設定方法を解説しました。
利益率だけを追っても成果はでません。
大切なのは・・・・。
http://www.youtube.com/user/hatacon919

■〔1〕本文「黒部の太陽1」

■〔2〕セミナー予定
建設業で営業戦略をさらに深堀したい方にお勧め!

「建設業が過当競争に勝ち抜くためのアピールポイントの見つけ方&
顧客との信頼関係を一瞬で構築する営業ツール作成術」
講師株式会社マーケティング・トルネード 代表取締役 佐藤 昌弘 氏
https://hata-web.com/wp/?p=1929
日 時;2012年10月3日(水) 14:00~18:00
会場;名古屋金山 名古屋都市センター
(人数が想定より増えたので、会場変更に
なりました)

■降籏 達生の講演予定

今後の降籏 達生の講演予定です。
私の得意のジャンルである現場代理人育成
工事部課長育成、操業評価対策です。
楽しく学びながら、
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第1回講座:11月3日(土) 9:30~17:00
第2回講座:12月1日(土) 9:30~17:00
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http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/books/ncr/20120905/582149/

■〔3〕編集後記

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■〔1〕「黒部の太陽1」
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■1968年(昭和43年)
私が小学生のとき、映画『黒部の太陽』を観ました。
黒部ダム建設のために必要となる資材運搬用のトンネルを、
約80mに及ぶ大破砕帯に遭遇しながらも、
苦労に苦労を重ねて掘る物語です。

私はこの映画を観て体に電流が走り、
「これが男の仕事だ」と感じたことを今でも覚えています。

■その後、大学では土木工学を専攻し、
そのトンネル工事を施工した熊谷組に入社したので、
私の人生がこのとき決定したと言っても過言ではありません。

■黒部ダム建設当時、日本は高度成長の中にあり、
特に関西では電力不足に苦しんでいました。
当時、兵庫県神戸市に住んでいた私は、
今では考えられないことですが、
頻繁に停電になり、ろうそくで食事をした思い出があります。

そうした電力不足を解消するため、
急峻で水量の豊富な黒部川に
発電を目的としたダムの建設が計画されました。

■1956年に着工し、全断面掘削機など最新鋭機材を
導入して進められた資材運搬路トンネルの掘削工事は、
1日20.2mという新記録の達成を含め、
それまでのトンネル掘削日新記録を
たちまち塗り替えていきました。

しかし翌年、大破砕帯に遭遇。
坑口から1691m掘り進んだ地点で、
突然地盤が盛り上がり、およそ100m3の岩や土砂を押し出し、
さらに最大660リットル/毎秒にもおよぶ地下水が噴出したのです。

■以降、『黒部の太陽』に描かれ、
あまりにも有名となった大破砕帯突破までの
7カ月にわたる格闘期間を経て、
黒部ダムは1961年(昭和36年)に発電を開始。
まさに最新鋭機と人智の結晶だったといえます。

■こうしてみると、ダム建設は地形や
地層との闘いであるともいえます。
急峻な川が多い日本では、必然的にダム建設には
高い技術が必要だったわけです。
その急峻さは、実はヒマラヤ山脈に似ています。

■南アメリカ大陸の東海岸線と
アフリカ大陸の西海岸線が良く似ていることから、
ウェゲナーによって唱えられた「大陸移動説」。
これによって、“地球の表面は固い岩盤で構成され、
海や大陸がこのプレートとともに
マントルに乗って動いている”という
「プレートテクトニクス」移動が解明されることとなりました。

■これと同様、日本列島と北の千島列島、
そして南の南西諸島の長さ約2000?qの形は、
ヒマラヤ山脈と東のインドシナの山脈、
そして西のヒンズークシ山脈の長さ約2000?qの形と
相似しているのです。

太平洋と日本海の海水を取り除き、
横断図を描くと、日本列島と、ヒマラヤ山脈が
相似形であることに気づきます。

■つまり、太平洋の海底、幅500?qの日本列島、
そして日本海の海底面への続く最大標高差1万m以上の横断図の形は、
インドのデカン高原、ガンジス川がつくる
ヒンドスタン平野、幅500?qのヒマラヤ山脈、
そしてチベット高原へと続く最大標高差8000mの
横断図の形と似ているのです。

■このことから、日本列島は
ヒマラヤ山脈以上のまさに世界一標高差のある急崖で
あることがわかります。
いわば日本人は、ヒマラヤ山脈の8から9合目あたりの
急崖にへばりついて住んでいるようなもの。
同時に日本の川は、世界の屋根である
ヒマラヤから急降下する、
まさに滝そのものということになります。

■こうした日本のこの急峻な地形と
暖流がもたらす豊富な降雨量が、
黒部ダムに33万5千KWもの発電量をもたらしているのです。

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■〔3〕【編集後記】
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先日取材を受けたテレビ番組ができあがりました。
自分の姿を見るのは恥ずかしいものです。

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