【がんばれ建設】NO 942【建設技術】「建設技術者は日本男児たるべし」
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
作者；ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2017年5月17日
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏達生（ふるはたたつお）です。
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今日の一言
「日本男児は逃げない」
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入社10～20年目の現場代理人を一流に変える
ためには、外部からの刺激が必要です。
施工管理の質を上げるためには
原価低減
工期短縮
交渉力
プレゼン能力
技術提案力
を高める必要があります
さらに周囲の方々から尊敬される現場代理人に
育て上げる必要があります。
現場代理人を一流に変える
現場代理人育成6ヶ月コースは
5月27日(土)開始です
https://hata-web.com/wp/?p=319&type=seminer
では本日のメインコンテンツです。
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「建設技術者は日本男児たるべし」
●工事部課長育成3ヶ月コース（経験20年程度の工事部課長または候補者対象）
2017年6月～ 名古屋開催
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平日の昼間。
電車に乗っていたときのことです。
ターミナル駅に着くと、すぐ近くの座席が空きました。
乗車口からまっしぐらに座席に向かってきたのは、
20代後半と思しき大柄の男性でした。
ラフな格好でしたから、サラリーマンではないのでしょう。
滑り込むようにして腰を下ろした彼は、
おもむろにゲーム機を取り出し、せわしなく指を動かし始めました。
こんな光景は、どこでも見られることでしょう。
車内の誰も彼に注意を払いません。
空いた席に若い男性が座った、ただそれだけのことです。
いや、回りにはお年寄りやベビーカーを引いた
女性もいました。
少なくとも、この男性よりも体力がなさそうな
人はたくさんいたのです。
男がこのようなことでよいのだろうか
「日本男児」ということばがあります
もはや死語かもしれません。
私はこのことばから
どんなときでも背筋をピンとたて
問題があっても決してひるまず
果敢に向かっていく。
そして弱い立場の人には思いやりの気持ちを持って
温かく接する。
こんな男を「日本男児」と呼ぶのだと思います。
古い話になりますが
戦争体験者には「日本男児」が多いように思います。
戦争体験者はすでに80代から90代。
日本に帰れば電車で席を譲られる年代です。
体こそ衰えていますが
その精神性はいまだにしゃんとされています。
私の祖父はミャンマーで銃を持って戦っていました。
戦地での様子をよく聞きました。
毅然としたその姿は今でもまぶたに焼き付いています
人の本質が現れるのは、どんなときでしょうか。
人生、順風満帆のときは穏やかな人も、事業が失敗する、
女房に先立たれる、家を追い出されるなど、
自分が予期し得なかった局面にぶつかったとき、
人が変わったように怒りっぽくなるかもしれません。
あるいは酒におぼれるようになるかもしれません。
最も人の本質が現れる究極のケースは、
死を意識する場面に遭遇したときではないでしょうか
戦争を美化するつもりは全くありません。
しかし、戦争を経験してきた男たちには、
一本筋が通っている人が多いように思います。
それは、「やせ我慢」だったり、「タフな精神」だったり、
「潔さ」だったり、「実直さや誠実さ」だったり、
「私ではなく公の心」だったりする。
死線を越えてきたことにより、ある種の肚ができ、
「生きているだけでありがたい」という気持ちが根底にあるからでしょう。
ひるがえって建設業にて私が出会っが人の中では
困難な現場を体験し、乗り越えた来た人に
「日本男児」が多いと感じます。
私は27歳の時に出会った方がそうでした。
視線はいつも斜め上に向いており
背筋は伸び、容易に声をかけにくい雰囲気を持っておられました。
聞くと30歳代のころ、あまりに過酷な現場を体験し
ついに一時的ではありますが目が見えなくなったとのこと。
また別の方は、工事を進める上で苦労が多く
血の小便がでた、と聞きました。
その方は
工事の進行においてどんな困難があっても
果敢に立ち向かいます。一方
若い人や協力会社の方々など
弱い立場の方にはとても優しく接しておられました。
「日本男児」を目指したい
と強く思います。
『「日本男児」という生き方』草思社 笹幸恵著を参考にしました
************【現在募集中の建設セミナー情報】****************
●現場代理人育成6ヶ月コース（経験10年程度の方対象）
2017年5月～ 名古屋開催
https://hata-web.com/wp/?p=319&type=seminer
●工事部課長育成3ヶ月コース（経験20年程度の工事部課長または候補者対象）
2017年6月～ 名古屋開催
●専門工事会社現場管理者、職長育成3ヶ月コース
2017年5月～ 名古屋開催
https://hata-web.com/wp/?p=8651&type=seminer
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【編集後記】
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仕事柄移動することが多いのですが
車中では、原稿を書くか、Kindleで本を読むか
amazon videoで映画を観ています。
あまりの没頭すると降車駅で降り過ごしそうになります
気をつけないと。
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