【がんばれ建設】NO 952【社風改善】「社員のモチベーションはこうして高める」
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2017年6月9日
お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏達生(ふるはたたつお)です。
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今日の一言
「誰が生徒か先生か」
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建設業の形態を守りながら、現在の事業領域を広げたいと
いう方がいるでしょう。
しかし、どのように広げれば良いかがわからないというのが実情です。
「ファクトリエ」ブランドで全国を展開する
ライフスタイルアクセント社長の山田敏夫さんは熊本市内にある
1917年創業の婦人服店の次男として育ちました。
商店街にある店には上質な日本製の商品が数多く取り揃えられており、
高品質な日本製品を丁寧に接客し買って頂くお店でした。
その後、山田さんは、パリのグッチで見習いとして働きました。
馬具工房として創業したエルメス、トランク製造工場から
始まったルイヴィトン、カバンの修理工場だったグッチ等、
世界の有名ブランドは元々、小さな工場。
職人の手がける傑作の一品を店頭で売るという
シンプルな商売だったそうです。
山田さんは、「ものづくりからしか本当のブランドは生まれない」
ことを学ばれました。
山田さんは帰国後、日本の工場を直接訪問し、
工場長と話をされました。
そして現場を見ながら品質を確認し「ファクトリエ」ブランドで
発売するようになりました。
現在、日本全国、青森から九州まで30工場と提携しています。
山田さんは、インターネットを通し、
最高品質とデザインを併せ持つ商品を、直接お客様へお届けられています。
メイドインジャパンを、世界へ発信されているのです。
本講演会ではそんな山田さんのお話を聴きながら、
良質の建設物を作る建設会社としていかにして
品質を守りながら事業領域を広げていくべきかを
考える機会としたいと思います。
では本日のメインコンテンツです。
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「社員のモチベーションはこうして高める」
★「足場の組み立て等特別教育(3時間コース)」
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星野リゾートの星野佳路社長が
「私にとって大切な教科書だ」と語る
「社員の力で最高のチームをつくる」(ケンブランチャード著)
には、社員のやる気を引き出すコツがたくさん書かれています。
社員のモチベーションを高めるには3つの鍵があります
1 正確な情報を全社員と共有する
2 境界線を明確にして自律的な働き方を促す
3 階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える
1の、情報共有化とは、会社の情報を社内で共有することで
隠し事がないというメッセージを社員に伝え
そのことで信頼関係を築くことができます
現在、文部科学省で文書が見つからないということが
新聞で言われています
情報をオープンにしないことで政治家に対する
国民の信頼が低下しているのです
会社でもなにか隠し事があると社員が感じると
経営者に対する信頼が低下し、モチベーションが低下します。
また社員が情報を知ることで、経営者意識を持って
自己判断しながら仕事をすることができます
2の、境界線を明確にするとは
社員の役割や守るべきルールを明確にすることです
このことで、そのルールの範囲内で、社員が自由に行動する
ことを許しているのです。
よく手順を明確にしすぎると、社員をがんじがらめにしている
と言う人がいますが、それは考え方が反対です
ルールが明確で、やるべきことが明確になると
逆に自由度が増すのです。
ルールが不明確だと、経営者が独裁者になり
経営者が話すことがルールになってしまい
社員の不満感や不安感が増します。
手順の明確化を要求しているISOはまさに社員に自由度を与えるツールです。
3の、階層をセルフマネジメントチームに置き換えるとは
上司に頼らないで仕事ができるようになる方法を
部下に教えることです。
上司は「余計なことをせず、そばに、ただ立っている管理」
を行うのがよいのです。
「めだかの学校は川の中
誰が生徒か先生か
みんなで元気に遊んでる」
という歌があります。
誰が生徒か先生かが分からない
誰が上司か部下かが分からない
まさにこの状態が、セルフマネジメントチームです。
これら3つの鍵を活かして
モチベーション高い会社や現場組織を作りたいものです。
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~社員の幸せと会社の繁栄を両立させる仕組みを作る~」
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【編集後記】
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昨日大阪の定時制高校を訪問しました。
先生は定時制高校には「自己肯定感」が
低い生徒が多い、と言われました。
だからこそ、自分の得意なことを伸ばし
認められることで、自己肯定感を増やし
自信を持って社会で生きている必要があるのです
手先が器用であったり、力が強い生徒の
自己肯定感を高めるために、技能トレーニングセンター、Gリーグの
設立を急ごうと改めて感じました。
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