【がんばれ建設】NO 996【建設技術】「なぜ不正が起きるのか」
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2017年11月6日
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お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。
ハタ コンサルタント株式会社 降籏達生(ふるはたたつお)です。
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今日の一言
「傍観者になるな」
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建設業では腰痛持ちの方が多いのですね
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では本日のメインコンテンツです。
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「なぜ不正が起きるのか」
★2017年12月例会 12月8日(金)
「人にやさしい建設会社とは」
法政大学教授 坂本光司先生
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日産自動車、神戸製鋼、スバルの問題が
大きな波紋を広げています
日本製品の品質に関して世界からの信頼を失いかねない
問題です。
これはいわゆる職業的倫理観に関する問題です
プロ意識とも言えるでしょう
どうして、このような不正が起こったのでしょうか
また何十年も正されなかったのでしょうか
「傍観者的効果」ということばがあります。
他者に対し援助すべき状況であるにもかかわらず、
周囲に多くの人がいることによって、
援助行動が抑制されてしまう集団心理を傍観者効果といいます。
その場にいるのが自分だけであれば、
援助行動が行われる確率が高くなり、
反対に、周囲にいる人が多ければ多いほど
援助行動は抑制されるとされています。
傍観者効果が生じる原因には、
「責任の分散」「聴衆抑制」「多元的無知」があります。
1)「責任の分散」とは、自分がしなくても誰かが行動するだろう、
もしくは
他者と同じ行動をすることで責任や非難が分散されるだろうと
判断してしまうことです。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という心理です。
薬液注入工事の注入量の不正をして利益を出そうとするのは
これにあたります。
2)「聴衆抑制」とは、行動を起こして失敗した際の、
他者のネガティブな評価に対する不安から、
援助行動が抑制されるというものです。
自分が不正行為を避難、告発することで
降格処分に合ってしまうのではないか
という心理です。
工事現場で「サービス残業」をしているけれど
みんな黙って従っている状況はこれにあたります。
3)「多元的無知」とは、周囲の人が何もしていないのだから、
援助や介入に緊急性を要しないだろうと
誤って判断してしまうことです。
永年にわたって行っている不正に対して
糾弾されたことがないので、問題がないだろうと
思ってしまう、という心理です。
建設業界で問題になった談合問題は
「責任の分散」とともに「多元的無知」により
永く行われていたのでしょう。
社内に、まじめに工事をして利益が出せない人より
多少の不正をしてでも利益を出す人を評価する
雰囲気がある会社は、危ない。
社内に、これまでこの方法(不正行為)でやってきて
何も問題がなかったからいいんだ
という雰囲気がある会社は、危ない。
社内に、ベテラン社員や上司に対して
ものが言えない雰囲気がある会社は、危ない。
さて皆さんの会社にこのような雰囲気がないでしょうか
短期的には問題なくても、中長期的にはかなり危ないです。
自社の「社風」を再考してみましょう。
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★2017年12月例会 12月8日(金)
「人にやさしい建設会社とは」
法政大学教授 坂本光司先生
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【編集後記】
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トランプ大統領が来日しました。
東京都内は大騒ぎなようですね。
前向きな協議がされることを祈っています。
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