【がんばれ建設】NO 1071【最新技術】「立ったままロープを引くだけで配筋完了」
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
作者；ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2018年3月23日
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今日の一言
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「立ったままロープを引くだけで配筋完了」
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鹿島はスギウラ鉄筋（愛知県豊明市）と共同で、
コンクリート工事の配筋時間を従来の半分に短縮する
「ラクラクロールマット工法」を開発しました。
工場で先組みしてロール状に加工したユニット鉄筋は
亜鉛メッキ鋼線を用いて複数の鉄筋を任意の間隔で
すだれ状に結束し、ロールの形に巻き取ったものです。
その過程で、展開用のロープを鉄筋のロールと一緒に
巻き込んでいるのが特徴です。
なお、主筋と配力筋はそれぞれ別のロールとして製造します。
現場では、立ったままロープを引いてユニット鉄筋を
広げることが出来るため、中腰での姿勢を強いられる
従来の配筋作業に比べて肉体的な負担が軽減できます。
また、一本ずつバラになった鉄筋を現場で組むのと違い、
間配りや間隔調整などの作業を省略できます。
一つのユニットとして製造できるのは重量にして
最大３ｔ程度までです。
そのため鉄筋の経によって対応できる面積が変わってきます。
例えば、直径200mm間隔で40本配置する場合、
96m2程度の面積をユニット化できます。
汎用的には約1tのロールを使うことが多いです。
基本的にスラブ部材であれば適用できます。
「ラクラクロールマット工法」は、デンマークの
機械メーカーであるペダックスが開発した
「ロールマット」工法を改良したものです。
前傾姿勢になって手で押し広げるロールマット工法は、
足を踏み外したり、つまずいたりするリスクがありました。
今後は現場で使用しながら、展開方法や搬入・設置作業の
効率化をさらに高めるとともに、鉛直部材にも
適用できるように改善を図っていく方針です。
参考ウェブサイト：
https://www.kajima.co.jp/news/press/201801/24c1-j.htm
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【編集後記】
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