社長ブログ

2011年7月4日 No.389

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ東北!がんばれ日本!
~建設業,ISO専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2011年7月4日■■■■

★降籏のビデオレター7月号 最新版アップしました!
これを社内研修に使っていただいている会社もあります

「ピンとくる能力とKKD(経験と勘と度胸)」
http://www.youtube.com/watch?v=qzBuSpxef3g&nofeather=True

★「建設業WEB活用研究会」
建設業でWEBを活用して成果を上げている事例を紹介しています。
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社員3人、営業マン0で年間7棟の住宅をホームページから受注
している事例や
ホームページを通じて全国から問い合わせのある専門工事会社の事例
を紹介しています。

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■[1〕本文「我武者羅応援団」

■[2]セミナー案内

★建設人材育成フォーラム   →いよいよ今週!!
「建設経営者が成長すると組織が成長する」
7月5日火曜日13:00~16:00
建設業経営者 参加無料
http://www.hata-web.biz/seminar/jinzaiikusei16/

★建設業WEB活用ワンポイントコース いよいよ今週!!
7月8日金曜日18:30~20:45
参加費 3,000円
http://www.hata-web.biz/seminar/web/

参加者が増えたので、会場変更しました。
いらっしゃる方はご注意ください。

■〔3〕編集後記

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■〔1〕「我武者羅応援団」
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お世話になっている皆様

いつもありがとうございます。

ハタ コンサルタント株式会社,
株式会社関西テクノファ 降籏です。

■「我武者羅応援団」(がむしゃらおうえんだん)を
ご存知でしょうか。
その名のとおり、ガムシャラに頑張っている人を
応援する人たちです。

http://www.gamushara-oendan.net/

内容を理解するには、DVDブックがわかりやすいです。
http://p.tl/T19e

動画はこちら↓(ウケますよ)
http://www.youtube.com/watch?v=6jhEWKsS-vo&feature=related

■テレビによく出ていますので、ご覧になったことがあるでしょう。
そして、東日本大震災後には、
「応援」することが社会から求められていますので
引っ張りだこのようです。

■さてその我武者羅応援団、團長の武藤貴宏さんの
メッセージをご覧ください。


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俺は、我武者羅應援團 團長の武藤貴宏。

今から18年前、高校1年生の春、
なぜだかわからないけど、応援団に入りたいと思った。

名門の37年間続いてきた応援団。
入ったら、新入生は俺しかいなかった。
そこに先輩が12以上いたんだ。

すげぇ、怖くて厳しい先輩達。

2週間の練習で、あまりの厳しさ、あまりのプレッシャーに、
俺は本入団するまえに逃げ出した。

そして、その応援団は俺が新入生で入らなかったからつぶれた。

「応援団に入らなかったとか、
そんなこと大した事じゃねぇじゃねぇか!」って、
家族も友達も高校の仲間も、大人になっても今でも言われる。

だけど、俺は知ってんだよ!

応援団は俺が、誰がどう言おうと、やってみたかったこと。

なのに、その俺の心が求めているにもかかわらず、
俺はたった2週間でビビッて逃げちゃったわけ。

だから、応援団を逃げたその次の日から、いろんなことが怖くなった。

自分のやりたいことを言うのが、応援団やらなかっただけで怖くなった。
好きな女の子に「好きだ!」って言うことも怖くなった。
自分のいろんな感情を信じることができない!

そんな、高校生活だった。

だから、俺はどうにかして自分の人生、変えたくて、
アメリカの大学に進んだ。

アメリカで一生懸命、頑張って自分が変わるんじゃねぇか!

アメリカの大学、卒業してきたら、
みんなから「武藤、お前凄いじゃねぇか!」って
認めてもらえるんじゃねぇかって、

そんなこと思って、アメリカに行くことを決意し、
周りの友達や、家族にタンカをきった!

「俺は自分を変えるために、みんなに認めてもらうために、
 アメリカの大学卒業するまで帰ってこねぇ!」

そう言って、片道のボストン経由バーモント州
バーリントン空港行きの片道チケットと
大きなトランクをもって、19歳のときにアメリカに渡った。

そこから、バラ色の学校生活が待っているのかと思った。
アメリカに行けば、今までの嫌いな自分が変わるんじゃねぇか!
そんな期待を持って、行った。

そしたら、どうだよ!

初日の、成田からアメリカに飛ぶ飛行機の中で、
もう後悔してんだよ!俺は!
ひとりで、ひとりで乗ってしまった。
人生が日本じゃなくて、海外になってしまった!

メチャメチャ怖くて、涙が止まらなかった!

初めて、人生の選択肢を間違えてしまったと思った!

大学生活が始まった。

言葉がわからねぇ!
授業に行くだろ?
まず、先生が何言ってんのかわかんねんだよ。
宿題がどこだかわかんねぇの!

だから、授業終わったら、宿題するんじゃなくて、
宿題がどこかを先生に聞きに行くの。

授業始まる前には、先生のとこに行って、
今日は何ページから何ページやるのか聞くんだよ!

それで、授業行ったって、さっぱりわかんねぇから、
また、宿題がどこかを聞くの!

それの繰り返し。

学校のカフェテリア、食堂でも、
アメリカ人の友達ができるわけじゃなく、
最初はみんな、興味本位で、珍しい日本人だって寄って来てくれたけど、

その後は、だんだん、言葉も通じないし、
ギャグも笑いも、俺、通じねぇから、
みんな一緒に、ご飯食べんのいやんなって、
俺、食堂に行っても、自分の席探すのがすげぇ、怖いの!

どこに行ったら、みんなに、
みんなに仲間に入れてもらえるかなんて、
日本じゃ経験したことなかったから、

自分自身が、そんなばら色の生活、抱いていたのに、

行く日に泣いて、学校の授業わかんなくて、
食堂で、ご飯食べる前に、誰と食べるかに必死に悩んで・・・、

そんな生活が続いて、続いた!

そして、そんな俺も3年目が過ぎて、
ようやく現地の生活に慣れ、なんとか必死になって大学を卒業した。

そして、日本に帰ってきた。

そんとき、もちろん多くの人が、

「よく、あんなんで行って、帰ってきたね!」って、
すげぇ認めてくれたし、褒めてくれたし、チヤホヤしてくれた。

だけど、そりゃもちろん嬉しかったけど、
何が一番嬉しかったか、わかるか?

それは、俺自身が、あんなに大変だったけど、やりきった!
やり抜いた!っていうことなの。

しかも!いま思い返すとよ!
楽しかったことじゃねぇんだよ!

ビビリながらも、
19歳の大の大人が泣きながら乗った飛行機とかよ!

ご飯、誰と食べるか、必死に探していた俺とか、
授業、宿題わかんなくて、一番前に座ってた、俺とかが!

一番俺にとっては笑えるんだよ!

あんとき、俺!やったじゃねぇか!!
俺は自分がやりたいことに、
必死にくらいついて、ガムシャラに負けないで、
泣きながらだけど、つかまってきたじゃねぇか!

そこだけなんだよ!!

俺の英語しゃべれるようになったとか、
そんなことは、もう全然、覚えていねぇ!

そこしか覚えていない!

いま、この生活を大人になってやってみて、
今でもビビルことがある。

だけどそんな俺に、勇気をくれんのは
あんとき踏み出した・・・、
あんときガムシャラにしがみついた、
おれ自身のあの気持ちが、いまみんなの前に立たせる、勇気をくれている。

俺の人生の醍醐味は、
まさにあそこだったと、言い切ることができる。

だから今、

もちろん、びびって不安なことは変わらねぇ。

でも、自分の人生の前に嫌なこと、大きなこと、壁があったときに、
「なんとかやってみよう!」って思えるのは、

この一歩がよ!
将来、てめぇの醍醐味になるって!
俺は!知ってんだよ!!!

5年たって、10年たって、振り返ってみろよ!

ここなんだよ!!!

てめぇが、悔しくて、泣きながらでも必死にやったことは、
世の中の誰が認めてくれまいが、
てめぇの、てめぇのハートは知ってんだ。

それさえあれば、お前はなんでもできる!

なんでもできる!って俺に言ってくれてるの。

だから俺は・・・、

怖いぜ。
不安だぜ。

だけど!
一歩を踏み出す勇気を振り絞って、
一歩を踏み出しています。

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■天職を求めて転職する人が多いです。

しかし、天職とは探すものではなく、
今の仕事を天職にするようガムシャラに頑張らないと
いけません。

経営が大変な企業があります。
あれやこれや儲かるネタを探すのではなく
今目の前の仕事をガムシャラにがんばらないと
いけません。

今のように厳しい時代だからこそ、
やりきることだけが自信につながります。

■東日本大震災の復旧活動で活躍する自衛隊員を見て
小学生が次のように言いました。

「僕は将来、自衛隊員になって日本を守る」と。

この後、被災地で大活躍するであろう
建設業従事者を見て、子供が

「僕は将来、建設業で働き、日本を造る」
といってもらえるよう、力を尽くします。

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[2]セミナー案内                    
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建設人材育成フォーラム
「建設経営者が成長すると組織が成長する」
7月5日火曜日13:00~16:00
参加無料
http://www.hata-web.biz/seminar/jinzaiikusei16/

逆風が続く外部環境の中で,組織を着実に成長させるためには,
経営者自らの能力,人格を学び、高めることが最重要課題です。

今回は「建設経営者が成長すると組織が成長する」をテーマに,
建設会社経営者として,成長する組織を作るために,
自らの能力や人格をどのようにして高め,幅を広げればいいのか,
さらには,組織をいかにしてイノベーション(革新)するのか,
について学ぶことを目的として,第16回「建設人材育成フォーラム」を
開催いたします。

どうぞご参加ください。

事例発表 「経営者として実践していること」
実際に建設会社で活躍している経営者より,
経営管理、組織管理の活動実態を発表していただきます。

講義 「建設会社経営者に必要な能力を知る」
・建設経営者としていかにして商品開発、顧客開拓を行うのか
・建設経営者としていかにして人材育成、組織管理を行うのか
・建設経営者としていかにして財務管理を行うのか

他社に学ぶ 他社の事例を自社に置き換えることで具体的な改善ができます

日程 2011年7月5日(火)   13:00~16:00

開催場所 NP名古屋.名駅 8階 Bルーム

名古屋市中村区名駅4-10-25 名古屋IMIビル7・8階 名古屋駅より徒歩5分
会場TEL:052-561-1109

参加費 無料(コンテク会員企業の経営者,社員, 非コンテク会員の経営者,役
員,後継経営者)
3,000円 (上記以外の方)

対象者 建設会社の経営者,役員,後継経営者,又はその候補者

【経営者と後継経営者が一緒に参加されると効果的です】

http://www.hata-web.biz/seminar/jinzaiikusei16/

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■〔3〕【編集後記】
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恩師が一昨日亡くなりました。
20年来指導をいただいていた方でした。

技術者育成に、ガムシャラに取り組んでいた方でした。
その姿こそが私の理想像でした。

心よりご冥福をお祈りします。