2011年8月8日NO399「時間をマネジメントする」
*************************************************************** ■〔1〕「時間をマネジメントする」 *************************************************************** お世話になっている皆様 いつもありがとうございます。 ハタ コンサルタント株式会社, 株式会社関西テクノファ 降籏です。 ■「時間がない」「忙しい」という人が 多いです。 しかし 「急ぎの仕事は忙しい人に頼め」 という言葉があるくらいですので、 を時間の工夫することは可能です。 つまり、全員に等しく24時間が与えられているので 「時間がない」という人は時間をマネジメントできて いないだけなのです。 ■時間をマネジメントしている5つの事例を 紹介します。 ■1)朝一番をマネジメントする 早起きは三文の得といいますが 朝の時間帯がいちばん脳が活性化しており 能率よく仕事をこなせます。 ある実験によると、メールの処理は 夜より朝の方が1.5倍速いという結果がでています。 私は毎朝4時から5時に起きます。 COCO壱番屋の創業者宗次徳二さんの早起き実践三カ条 には次のように書かれています。 「毎日同時刻に起きるべし」 「毎朝何があっても起きるべし」 「起きたらすぐ行動すべし」 これを知ってからは、休日であろうと 前日遅くまで起きていたとしても 4時台に起きることを習慣化させました。 朝早くメールを打つと、すぐに返信が来る方がいます。 そうすると二、三度のやりとりで一仕事が終わってしまうのです。 ■2)昼食をマネジメントする 昼食をしながら仕事のうちあわせをすることを 「パワーランチ」といいます。 11時や13時から打ち合わせをするのなら、 12時から食事をしながら打ち合わせをすればいいのです。 仕事の話ができますし、なによりその方との 距離を縮めることができます。 昼食は、できるだけ毎回違う人と食べるとよいでしょう。 また引き合わせたい二人を誘って 紹介するということもできます。 パワーブレックファーストは、朝が苦手な人には敬遠されますし ディナーは長い時間拘束されるというデメリットがあります。 その点、パワーランチはお勧めです。 ■3)読書をマネジメントする 忙しくて本を読むことができないという人には 三上の読書がお勧めです。 枕上(寝る前の読書)、馬上(車上の読書)、 厠上(トイレ・タイムの読書)です。 陽明学の安岡正篤先生は、寝食以外は限り無く学問に打ち込み、 人と語り続けた方です。 現在の「平成」という言葉を、天皇へ上申した方でもあります。 その安岡先生は、「三上の読書」をそれぞれに、 一日5分づつせよと言っています。 すると一日15分、一月450分(7時間半)になります。 文字の少ない文庫本なら、2冊は十分読める時間です。 これを12ヶ月で、24冊。10年で240冊になります。 先人も、偉人も、寸暇(寸陰)を利用して、 読書を大事にしたのでしょう。 ■4)掃除をマネジメントする 毎日行うことが大切です。 毎日30分やろうと思うと続きませんから 毎日10秒でもOKです。 掃除=快感 ですからその後の仕事がはかどることは 間違いありません。 毎月1回はボランティア清掃をお勧めします。 無心になって、公衆トイレなどを掃除すると 私心や私欲などの心の中の雑草が抜けていくように感じます。 そうすれば、心をリセットでき、清い心で次の1か月を 過ごすことができるようになります。 NPO法人日本を美しくする会が全国各地で行っている 街頭清掃、学校清掃は特にお勧めです。 ■5)捨てるものをマネジメントする 整理、整頓、清掃で捨てるものは物だけではありません。 各年代ごと捨てるものがあります。 20歳代は、先入観や既成概念を捨て、仕事や興味の 幅を広げることが大切です。 30歳代は、得意分野、得意技を絞り込み、 そこに集中して力を注ぐことが大切です。 40歳代は、部下や周りの人に見られている年代ですから 私欲を捨て、仕事にまい進すべきでしょう。 50歳代は、仕事を次世代につなげていくために 個人の手柄を捨て、引き継いでいくべきでしょう。 捨てることで時間が生まれ、生産性が高まるのです。 ■「忙しい」とは心を失うと書きます。 この言葉を使わず、一度しかない人生の限られた時間を 有効に使いましょう。 ******************************************************* ■〔2〕【編集後記】 ******************************************************* 現在新しい書籍を発刊する準備をしています。 「マネジメントの流儀」という書名で 9月初旬発行予定です。 現在校正をしています。 これがなかなかたいへんなのですが 時間をマネジメントしてがんばります! 配信数 まぐまぐ;2182、自社配信;3628+851 合計;6661 ************************************************************** 【発行】ハタ コンサルタント株式会社 代表取締役 降籏 達生 【所在地】名古屋市中村区名駅4-2-28 名古屋第2埼玉ビル 【電話】052-533-9688 【FAX】052-533-9689 【ホームページ】https://hata-web.com/ 【作者に直接メールする】furuhata@hata-web.com 【 配信中止はこちら】https://hata-web.com/mail.html **************************************************************