建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

【がんばれ建設】NO 1320【建設技術】「『理系』脳がなければ現場経営ができない」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ がんばれ建設 ~建設業専門の業績アップの秘策~ 作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年5月7日 ************************************************** 今日の一言 「STEMが欠かせない」 ************************************************** ************************************************* 「『理系』脳がなければ現場経営ができない」 ************************************************* 建設技術者はその多くが「理系」でしょう。 昨今は「文系」の学校を出た方が建設業界に入職していますが それでも「理系」的な考え方や解決策が身につかないと苦労する と思います。 江戸時代の武家社会でも百姓や町人の中から「理系」の人を 重用したようです。 18世紀後半以降、幕府や藩は、もともと百姓町人であった人々 を登用し、彼らの実務手腕に依存して行政をすすめるように なりました。 百姓や町人の出身者に扶持・名字帯刀・袴着用などの特権を 与えて、武士の恰好をさせ、行政をゆだねる傾向が強まった のです。 百姓や町人の中の「理系」に長けた人は、ソロバンも帳簿付け も得意であり、実務にたけていました。 そして、次第に政策決定にまで影響をおよぼすようになりました。 さらにいえば、明治国家になってからも、このような実務系の 下士が、官僚・軍人として重要な役割を果たすことになるのです。 現代における数学ができる実務者とは、ITやAIの理解度が 高い者だといえます。 ITやAIには、数学的(理系的)センスが必要です。 経営には数字やロジックが絶対に必要だからです。 マイクロソフトのビル・ゲイツも子供の頃から、算数と理科が 好きだったそうです。 アメリカの教育界ではSTEMが重要だと言われています。 STEMとは、 サイエンス(科学)の「S」 、テクノロジー (技術)の「T」 、エンジニアリング(工学)の「E」 、 マセマティクス(数学)の「M」 を並べた造語です。 旧来の仕組みが大きく変わる現代、理系的素養は必須です。 大変革の時代、理系的センスを磨きたいものです。 『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)』 磯田道史著(新潮新書) 『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』 成毛眞著(SB新書)を一部参考にしました。 ************************************************* 【編集後記】 ************************************************* 10連休が明け、本日よりいよいよ再始動です。 私は今年の夏に発刊予定の「働き方改革」書籍の執筆に 没頭しておりました。 よい本になるよう、がんばります。

研修・個別コンサルティングの ご相談・お問い合わせ

0120-926-810

平日 9:00 - 11:50 / 13:00 - 17:00