建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

【がんばれ建設】NO 1325【建設技術】「相手との距離を縮めるテクニック」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ がんばれ建設 ~建設業専門の業績アップの秘策~ 作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年5月15日 ************************************************** 今日の一言 「そうですか+α」 ************************************************** ************************************************* 「相手との距離を縮めるテクニック」 ************************************************* 新入社員や若手社員が悩むのは丁寧語です。 周りにいる人すべてが目上の方たちなので、丁寧語で話さな ければなりません。 一方、いつも一緒にいる社員さんや協力会社の職人さんと いつまで硬い表現で話していると距離が遠ざかります。 どうすれば相手との距離を縮めることができるのでしょうか・ ●徐々に丁寧語でなくす 会話を続けていくうちに、だんだん丁寧語でなくなる場合が あります。 丁寧語を使わないほうが、人間関係が良くなる場合があるの です。 丁寧語を使うと丁寧な分、よそよそしくなり、相手との距離が 遠ざかります。 例えば、新入生として初めてクラスメートと会ったとき、同い 年の学生同士でも、初めて会話を交わす相手とは丁寧語で話し ますが、しばらくたって互いに打ち解けたら『です』『ます』 を付けずに話すようになります。 『です』『ます』が丁寧だからといって使い続けたら、いつま でたっても親しくなれません。 ●相手のペースに自分も合わせる 相手が会話中に「です」「ます」体を外してきたら、それに 合わせて自分も外すのがよいです。 相手が「私」という人称詞を比較的くだけた「僕」に変えた ら、同じように「僕」を使うのです。 こうして相手のペースに合わせて距離を縮めると、好感度を 損なわず、もっと親しくなれます。 かといって「タメ口」には注意しましょう。 あくまで相手が目上であれば、あまりにも近くよりすぎるのは よくないです。 相手が不快感を感じたサインが、相手がくだけた言葉から 尊敬語へと急に言葉遣いを変えた時です。 あなたにこれ以上近づいてほしくない、あるいは、触れてほし くない話題だと考えられます。 そんなときは空気を察して、それ以上踏み込まないのが鉄則 です。 ●「そうなんですか」に注意する 目上の人に対する「そうなんですか」は、相手に“上から目線” の言葉として伝わることがあります。 「そうなんですか」には「私はすでに知っていましたよ」という 意味を持っています。 そこに知ったかぶりしたニュアンスが出るのです。 そのため状況によっては相手を不快にします。 「そんなことはあなたに言われなくても、初めから知っていた」 というニュアンスが出ると相手は不快になります。 『確かに』『なるほど』『ふーん』『へー』も偉そうな “上から目線”の言葉と受け取られやすいので注意が必要です。 ●「そうですか」の後に感想や感謝を添える では、不快感を与えない相づちとはどのようなものか。 「そうなんですか」の代わりに「そうですか+α」を使えば、 初めて聞いたというニュアンスが相手に伝わる。 相づちの後に添える言葉で相手への気持ちは伝えられます。 例えば、上司からアドバイスをもらった際、「そうですか」を 連呼するだけでなく、その後に自分の感想などの言葉をつなげ ることでコミュニケーションが円滑になります。 「そうですか、過去の案件の計画書を参照すれば良いのですね」 「そうですか、逃げ墨は次の作業のことを考えて打つのですね」 さらに、目上の人に話をする際には、褒めるよりもむしろ 教わる態度を取ったほうがいいです。 「そうですか、そう考えればよいのですか。参考になりました」 「そうですか、とても勉強になりました。ぜひまたアドバイス をお願いします」 と、素直な感謝の気持ちを示せば、相手に共感や親愛の情を 届けやすいのです。 現場で目上の人、年長者との言葉遣いに悩んでいる若手には ぜひ伝えてあげてください。 日経おとなのOFF 2014年6月号の記事、石黒圭著を一部 参考にしました ************************************************* 【編集後記】 ************************************************* 新入社員研修ラッシュの次には、若手施工管理技術者セミナー ラッシュが始まりました。 若い技術者が大いに成長するよう、心をこめて研修を 実施します。

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