【がんばれ建設】NO 1336【建設技術】「謝る言葉 4種類を使い分けよう」
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年6月5日
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今日の一言
「『申し訳ございません』がよい」
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工事現場ではミスはつきものです。
失敗しないように行ってもミスをして、相手に謝らないといけ
ないこともあるでしょう。
そんなときに、どんな言葉を使えば良いのでしょうか。
「ごめんなさい」「すみません」「失礼しました」
「申し訳ございません」――謝罪の言葉はいろいろあります。
しかし、この中で、心から相手に謝罪をする場面で使っていい
のは、「申し訳ございません」だけです。
それぞれの言葉の意味の違いを理解している人は、じつは
あまり多くないのです。
●「ごめんなさい」には、謝罪の気持ちだけでなく
「ご免なさい」の文字のとおりに、「免じて」と許しを求める
気持ちが含まれています。
例えば測量ミスをして、大工さんが再施工せざるを得ない場合
「ミスを許してください。なんとか再度型枠を組み直して
ください」という意味です。
●「すみません」には、自分が悪いことをしたのでなく不可抗力
だったというニュアンスがあります。
例えば天候悪化で工程が伸びた場合、発注者に連絡をするとき
「すみません。雨が続いたためやむをえず工期が伸びています」
という意味で使います。
●「失礼しました」は、「失礼」の文字のとおりに礼儀を欠いた
お詫びと、許しを得ようという気持ちを表しています。
例えば上司や目上の人に、思わず暴言を吐いてしまった場合
「失礼しました(礼儀を欠いていました)。お許しください」
という意味です。
●「申し訳ございません」のみが、弁解の余地がないと詫びる、
100%純粋に謝罪をする言葉です。
あってはいけないことですが、謝る必要があるときには
ぜひ覚えていてください。
間違えた言葉を使うと、謝ったことにならないので、注意が
必要です。
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【編集後記】
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今月からいよいよ現場代理人育成6ヶ月コース、
工事部課長育成3ヶ月コースが始まります。
長期セミナーですので、気合いをいれてがんばります。