建設会社のお困りごと支援 ハタ コンサルタント株式会社

社長ブログ

何があっても倒れない精神が建設技術者の必要条件だ【がんばれ建設】NO 1370【建設技術】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ がんばれ建設 ~建設業専門の業績アップの秘策~ 作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年8月1日 ************************************************** 今日の一言 「七転び八起き」 ************************************************** レジリエンスとは、「逆境や困難、強いストレスに直面したとき に、適応する精神力と心理的プロセス」(全米心理学会)と 定義づけられる、最近注目を浴びている考えです。 「変化や危機は避けられないもの」と捉え、「変化に適応できる ように自分たちが変わらなくてはいけない」という積極的な姿勢 が、とりわけ変化の大きい建設業界では欠かせません。 現場リーダーにとっては、レジリエンスの重要性は増すばかりです。 現場の変化が多く、ストレスや多忙さも増すばかり。 組織改革やコンプライアンス関連の社内ルールの変更など内部 での変化も頻繁です。 どのような状況でも仕事の能力を発揮できるレジリエンスの高い 人の特徴としては、次の3つが挙げられます。 ●1つ目が「回復力」です。 逆境や困難に直面しても、すぐに元の状態に戻ることができる、 しなやかさを持った心の状態です。 メンタルの強さとも言えるでしょう。 現場で測量ミスをして、職人に怒鳴られても、それを引きずらず 翌日には平然とその職人と話すことができる人です。 ●2つ目が「緩衝(かんしょう)力」です。 ストレスや予想外のショックなどの外的な圧力に対しても耐性が ある弾力性のある精神です。 打たれ強さということもできます。 お客さまから自分の責任ではない理不尽なクレームを受けたとき お客さまに冷静に対応し、解決することができる人です。 ●3つ目が「適応力」です。 予期せぬ変化に抵抗するのではなく、それを受け入れて合理的に 対応する力です。 これこそが、変化が頻繁に起きるリーダーにとっては必要不可欠 な能力です。 急な現場移動があっても、その事情を受け入れ、新たな現場で 活躍することができる人です。 何かことが起こっても、決して慌てることなく、「回復力」 「緩衝力」「適応力」を高めて対応しましょう。 そして、失敗耐性を高め、七転び八起きの精神で現場運営 したいものです。 『リーダーのための「レジリエンス」入門 (PHPビジネス新書)』 久世浩司著(PHPビジネス新書)を一部参考にしました。

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