社長ブログ

若手技能者の給与を上げる方法【がんばれ建設】NO 1394【建設技術】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年9月12日

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今日の一言
「若手技能者を高める」
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国土交通省は、建設キャリアアップシステム(CCUS)を経営
事項審査など公共工事の評価に活用する方針を決めました。
8月29日に石井啓一国交相が「経審等の評価方法の見直し」ととも
に、直轄工事でシステムの効果検証を行うモデル工事を実施する
ことを表明しました。

石井国交相は意見交換の場で▽新・担い手3法の運用
▽i-Construction▽適正な労務費の支払い―
について、建設各団体に協力を要請しました。
加えて、技能者の処遇改善をさらに進めるため、CCUSの加入
促進への協力も求めました。

具体的には「加入した技能者のメリットと企業のメリットを
さらに高め、分かりやすく発信していくことが重要」と述べ、
国交省として、公共工事の評価にCCUSを活用する方針を
示しました。

直轄工事の現場では、元請けにカードリーダーの設置と技能者に
建設キャリアアップカードの積極的な活用を促すモデル工事を
実施し、CCUS活用の効果を検証します。

さらに、CCUSの目的が「若い世代にキャリアパスと処遇の
見通しを示す」とし、職種別技能者の能力評基準に、技能
レベル(レベル1~4)に応じた技能者の給与の目安を盛り込む
ことを検討しています。
この目安を活用して価格交渉が行われ、技能者が技能レベルに
応じた給与を受け取れる仕組みづくりが検討されています。

i-ConstructionとCCUSが相まって、若い
入職者の技能が上がり、それにともなって給与が上がれば
建設の仕事がより魅力的になることでしょう。

なお、建設キャリアアップシステムQ&Aを以前のメルマガで解説
しています。
併せてお読み下さい。

以下本メルマガのバックナンバーです。

建設キャリアップシステムQ&A【がんばれ建設】NO 1356【建設技術】

建通新聞電子版 8月29日を一部参考にしました

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【編集後記】
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本日より「技術提案文章力、提案力向上セミナー」
を開講しています。
北は北海道から南は福岡までのご受講生と共に
行っています。