社長ブログ

建設女子の3つの悩み【がんばれ建設】NO 1429【ダイバーシティ】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年11月12日

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今日の一言
「5年で6割増」
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工事現場で女性の姿をよく見るようになりました。
また弊社が実施している研修にも、数年前はほとんど0でしたが5%程度
は女性が参加していただいています。
新入社員研修では、10~20%程度の女性比率であることも珍しく
ありません。

日本建設業連合会(山内隆司会長)は、2014年に策定した
「建設業の女性活躍促進に関する4つの計画」に基づく、5年間
(14-18年度)の取り組み結果をまとめました。

女性の活躍が担い手対策の側面だけでなく、業界全体の魅力向上にも
つながるという認識をもって各社が努力されたようです。。

会員企業を対象に実施している「建設業における女性の活躍推進に
関するフォローアップアンケート調査結果」によると、建設業全体の
女性技術者は13年度の1万1000人と比べ、18年度には6割増の
1万8000人に伸びています。
男性を合わせた技術者総数(32万-33万人)が大きく変わって
いない中で、女性比率は高まっています。

一方、女性技能者は3割増の10万4000人。
伸び率は女性技術者ほどではないが、技能者総計は3%減少
(341万-331万人)しているため、現場での女性活躍が顕著と
なっています。

一方、現場でセクハラにあって、現場で働けなくなり、内勤になったり
結局やめてしまったりするという話もよく聞きます。

以下は、建設現場で働く建設女子の悩みの代表的なものです。

●トイレや更衣室が少ない

やはり、女性用トイレと更衣室の設備が少ないことです。
男女兼用のトイレでは、汚物入れがなく、清潔さに欠けるのです。

また男性ばかりの環境では更衣室を用意する必要がないため、女性は
着替える場所の確保に苦労するようです。

●作業着のサイズが合わない

女性用サイズの作業着が少ないため、やむを得ず男性用を着るしかない
ことが多くあります。
現場でみかける女性はそのほとんどがぶかぶかの作業着を着ています。

●ヘルメットのサイズが合わない

ヘルメットも男性向けになっており、目線が隠れそうになりながら
被っている女性もいるようです。

メーカーによっては女性用作業着、ヘルメットを開発しているようなので
ぜひ検討してください。

少しづつでも女性が働きやすい職場づくりを進めたいものです。

建設通信新聞 10月24日記事を一部参考にしました。