社長ブログ

あなたの腕組み、のけぞりが若手を遠ざけている【がんばれ建設】NO 1430【人材育成】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年11月13日

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今日の一言
「こわい表情をしていませんか」
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部下の定着率が悪い、という話をよく聞きます。
今どきの若者の気持ちが理解できないとも。

一方、若者に話を聞くと50~60代のベテラン技術者の態度が怖いという
話をよく聞きます。
態度が怖いので、気軽に現場のことを聞けないと。

私の行う研修には50代の方もよく受講されます。
そんな方の様子を見ると3つの特徴があります。

●腕を組んで相手の話を聞く

相手の話を聞くときに、腕を組むのです。
この態度は相手に威圧感を与えます。
胸の前で腕をバッテンにしているようにも見え、あなたの話は受け入れ
ません、と言っているように感じます。
本人にそんな気持ちがなくても、そのように見えてしまうのです。

●お尻を前にずらしてのけぞって座る

お尻を前にずらし、椅子に浅く座りながら相手の話を聞く人もいます。
のけぞって、足を足首あたりで重ねている人もよくみかけます。
さらに靴を脱いでいることも。

この態度からは「お前の話なんか真剣に聞いてられないよ」
と言っているように感じます。

●表情がこわい

表情も問題です。
怒っているような、下からにらみつけるような表情です。
決して怒っていないのだと思いますが、特に若い人からは「こわく」
感じられてしまいます。

腕を組んで、のけぞり、怖い表情で若者と面談をして
「なんでもいいから困っていることを話してごらん」
などと言われても
「特にありません」
としか言えない雰囲気なのです。

おそらく癖でこのような態度をとっているのでしょうから、意識し
さえすれば必ず態度は改まります。

手は机の上に、背中を椅子の背板につけず、目をいつもの1.2倍開き
口角を1.2倍引き上げで若手の話を聞くようにしましょう。

若い社員の定着率を上げようとするなら、まずは上司の態度を改める
べきです。

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【編集後記】
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今日はゴルフ場にてコンサルティングをしています。
私は建設会社に在籍していた時に、ゴルフ場の設計をしたことが
ありますので、細かいことが気になります。