若手とシニアが一緒に仕事をする方法とは【がんばれ建設】NO 1436【社風改善】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年11月21日
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今日の一言
「得意を持ち寄ろう」
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近年新卒社員の採用を増やしている建設会社が多いです。
一方、定年延長し65歳以上でも現場で働くシニアも増えています。
旅行サイト、エアトリ(東京・新宿)が行った調査では
「65歳以上の人と一緒に働きたい」と答えた20~30代は32%。
「絶対一緒に働きたくない」との回答が7%など、約2割が否定的な反応を
示しましたた。
調査では若年層ほどシニアと働くことに否定的な傾向が鮮明となりました。
では、どうすれば若手とシニアが一緒に働くことができるのでしょうか。
どうしてもお互い先入観があります。
若手からシニアへは
「パソコンが苦手に違いない」
「プライドが高いだろう」
シニアから若手へは
「仕事よりプライベートを重視しがち」
「スマホばかりいじっている」
などです。
しかし短所の裏返しは長所です。
「シニアはパソコンは苦手だけれど、経験や知識が豊富」
「若手は経験が少ないからこそ仕事が丁寧」
お互いに、相手の得意なことから学ぶ姿勢を感じあえると関係がうまく
いきます。
若手とシニアが補い合えば、業務は効率化し、苦手意識の払拭にも
つながります。
若手がシニアと一緒に働きたくないと感じるのは『見えない不安』が
あるからです。
年齢がかけ離れ、どんな存在か想像できないことが不安につながるのです。
核家族化が進み、身近にシニアがいないことも一因です。
一方、20代とシニアは相性がいいともいえます。
祖父母と孫ほどの年齢差があるからです。
異なる生活環境で育ち、価値観が違う前提でコミュニケーションをとり、
いい意味で期待しない距離を保つことです。
若手は、シニアから社内外の信頼や経験などマニュアル化できない力を
学び、そのお返しにシニアが慣れない業務を助ける。
こうしたギブ・アンド・テークがうまくはまれば、円満な関係を築ける
でしょう。
日本経済新聞 11月17日記事を一部参考にしました。
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【編集後記】
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昨日までは東京にて、本日からは名古屋にて
工事部課長育成2日間コースを開催しています。
工事部課長、もしくはその候補者が学んでおられます。
経営者を補佐し、現場を統括管理できる工事部課長になっていただけるよう
一所懸命に研修実施します。