「「嫉妬」には「ごますり」で対応」【がんばれ建設】NO 1442【コミュニケーション】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年12月2日
**************************************************
今日の一言
「自慢しない」
*************************************************
「嫉妬」というのは誰にでも起こる気持ちです。
「やきもち」「ジェラシー」とも言います。
たとえば、優秀な若手社員のあなたが部長から目をかけられ、上司を
スルーして直接、部長と打ち合わせをしたり、一緒に飲みに出かけたり
したとします。
当然、カヤの外に置かれた上司は、面白くないでしょう。
「手塩にかけて育てたのは誰だと思っているんだ」と反感を覚え、
厳しく接するようになることもあるでしょう。
疎外感からくる嫉妬や反発なんです。
そんなときにお勧めなのが、積極的な「ごますり」です。
「明日の晩、部長に飲みに誘われているんですが、私では荷が重いので
私の代わりに・・さん行っていただけませんか」
といったら、「君が誘われたのだから、君が行って来いよ」
といいつつ報告を受けたことに対して上司は嫌な気はしません。
いい話は“シェア”して、みんなでハッピーになることを心がければ、
嫉妬されることもなくなるわけです。
せっかくですから、もう一押し「ごますり」をしておきましょう。
「僕が仕事をできているのは、上司・・さんの適切な指導の
おかげなんです」と部長にさりげなくいって、上司のことをPRするん
です。
上司がいる前で部長にいってもいいんですが、いかにも「ヨイショ」
しているみたいなので、できれば上司のいないところで、部長にいうと
効果的です。
これは陰ぼめといいます。
部長は「そうか、・・くんはきちんと指導しているんだな」と頭の片隅に
インプットしておくでしょう。
そのことを会議の場などでふいに思い出した部長が、「彼のような優秀
な部下が育ってきているじゃないか。
それも日ごろからの君の指導力の賜物なんだな」と褒められでもした
ら、上司は嫉妬する気なんか完全に失せてしまうでしょう。
もうひとつ大切なことは「謙虚になる」ことです。
「自慢しない」ことでもあります。
上記の事例だと
「部長に・・という高級料亭に連れて行ってもらった」
などと周りに自慢しないということです。
どうしても人にそのことを言わなければならない場面でも
「自分には分不相応なお店でした」
などと謙虚に話すことが重要です。
現在話題になっている「桜を見る会」でも、
「総理大臣主催の会に招かれました」などとSNSにアップしている人が
多くいて、その人たちへの「嫉妬」を感じた人もいたことでしょう。
嫉妬やジェラシーには気を付けたいものです。
PRESIDENT 2019年11月1日号立川 談慶著を一部参考にしました。
*************************************************
【編集後記】
*************************************************
ベトナム人の高度人材(ベトナムの大学土木科、建築科の卒業生)が
日本で働けるよう動いています。
興味ある方はぜひご一報ください。